西穂高岳(独標)

2006.7.7 新穂高ロープウェー(単独日帰り)

 

今度の日曜はお仕事なので金・土がお休み!

梅雨の真っ最中なので、晴天を期待するのは贅沢というものである。

かといって、どこに行くのかも決められないまま木曜日の夜になってしまった。

こういうときはちょっと贅沢に、

ロープウェー(2,800円)を使っての西穂がお手軽!

ということで2月に行ったときに、凍りついた独標での降りの苦い思い出を胸に、いざ出発!

なお、心の奥の奥には前回の西穂西尾根ルートの遠望偵察もよぎっていたのであった。

 

 

 

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<天候・曇り、視界・不良・・・・ガクッ!>

 

<穴毛谷の雪はなくなっていた>

 

 

 

 

 

 

 

7:50 新穂高ロープウェー駐車場

快調に飛ばしすぎて早く着きすぎてしまった。

運がよければ臨時便が早発するかも?と淡い期待を胸に乗り場に急いでみたが、所詮独り善がりの恋心!通じるわけも無く、ぴったり8:30出発。

 

 

 

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<サンカヨウ・・・・やや遅め>

 

<マイズルソウ・・・・最盛期>

 

 

9:00 西穂高口駅

目の前の笠ですら見られない素晴らしいガス模様!いつもなら屋上でしばしの撮影会であるが、なんともならないのでいきなり山荘目指して出発!

10:05 西穂山荘

上手くいけば、雲海を突破して真っ青の空!淡い期待もすぼんでしまって、寂しい山荘前!それでも、山荘のお嬢さんが出てきたので一寸愚痴を言ってみる。よくできたお嬢さんで、とりあえず独標まで言ってみればと言ってくれた。

見れば、テン場上のお花畑にはシナノキンバイが真っ盛り!ここで決断・・・・「今日はお花に徹して独標でおしまい」

 

 

 

 

 

 

 

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<雷鳥ご夫妻>

 

<ハクサンイチゲ>

 

 

 

 

 

 

 

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<石楠花>

 

<コイワカガミ>

 

 

 

 

 

 

 

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<ミヤマダイコンソウと独標>

 

<イワベンケイ・・・・だったかな?>

 

 

 

 

 

 

 

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<イワツメグサ・・・・労作!>

 

<ハクサンイチゲと独標とガス>

 

 

 

 

 

 

 

11:35 西穂山荘

素晴らしく視界が無い!

このままでは時間が余ってしまう!丁度足元にイワツメグサが咲いていた。これ幸いとたっぷり時間をかけてのマクロ撮影タイム!

で、定番になりつつあるます寿司の昼食。でも、まだ時間はたっぷり!

恨めしげな眼で見えもしない西穂山頂を見るが時間はたたない、ふと見れば独標の西穂側を降りたところにハクサンイチゲがかたまって生えていて、なかなかいい雰囲気である。

ちょこっと降りてまたもや撮影タイム・・・・・・・・思ったほど綺麗ではなかった。

12:30 下山開始

何とか時間をつぶすことができて、2月の恐怖心は何だったのか?と思えるくらいの独票の降り!

 

 

 

 

 

 

 

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<西穂西尾根>

 

 

 

 

 

 

 

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<降りてきたら視界が・・・・・くそっ!>

 

 

 

 

 

 

 

13:55 西穂山荘

おもいっきり時間をかけて山荘に到着!

一人の女性が俺を迎えてくれた。(山荘前で時間をつぶしていただけ)

ここでは何時もよく頻繁にお会いする福井のT女史であった・・・・・・そういえば魔の2月西穂独標の折には一緒にあそこから降りた!

山荘の喫茶ルーム?でしばし歓談!どうやら明日は奥穂縦走を目論んでいるらしい。

先月から数回奥西縦走をやったらしい!白出のルートはまだ本格的な雪山らしい!まったく無茶をする女史である。

14:40 出発

お互いに気をつけましょうと言う彼女に、無茶はだめですよ!と、釘をさしたつもりになってロープウェーを目指す。

 

 

 

 

 

 

 

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<ミヤマオダマキ>

 

<下・・・過去最高積雪・上・・・過去最高積雪>

 

 

15:20 西穂高口駅

やや早足で下山!金曜日ということもあってか、10人くらいが登っていくのに出会った。

 

 

 

 

 

 

 

[雑 感]

晴天には恵まれなかったが、時にはあくせくしないでゆったりとした登山もいいものだ!第一疲れない!

西穂西尾根、山頂からは見ることができなかったが途中を遠望した限りでは、なかなかの難物でさらに興味がわいてきた。

 

 

 

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