高屹山(たかたわやま)1、303m (通称 たかど) 2005.01.28(久々野町久須母地内から・単独日帰り) 漸く満??才の誕生日、 久しぶりに天気は良いし、今度の日曜日が出勤日なので今日はお休み日。 こんな日に山へ行かないでは、罰があたると言うものだ! だけどこの時期、急に思いついて行ける山はなかなか思いつかない。 毎日、家から眺めている高屹山、夏であればあまりに近すぎて行く気になり難いが これまでに二度挑戦したものの、 天候に恵まれず、素晴らしいという展望を経験していない。 これは丁度いい機会だと出かけてみることに・・・・・ |
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<登山口への案内標識> |
<登山口> |
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8:20 ゴミ焼却場出発 夏場なら、登山口間近まで車では入れるのだが、積雪のため徒歩で向かう。 (なまくらな性格が出て、なるべく近くまで車で行こうとしたが、タイヤが雪に沈んでしまって二進も三進も行かなくなって、 何とか脱出できたものの約15分のロス・・・・高々20mを稼ごうとしたばっかりに・・・・馬鹿丸出し!) お得意のつぼ足での歩行だが、結構雪がしまっているので思ったより歩きやすい。 やはりこの時期、登山者は少なくてずいぶん前と思われるスキーの跡があるだけである。 9:10 下山口との合流地点 途中、山鳥がふらふらバタバタしているのに出合って、怪我でもしているかと気になったが、良く見ればペアリングの真っ最中? どうも俺が邪魔したようですぐに離れてしまった!せっかくのところ スマン!(今が繁殖期・・??) 9:20 登山口 雪のせいで林道歩きに、思っていたより時間がかかってしまった。 |
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<コースはここなら右上に> |
<雪を被ったゴジラの背> |
9:50 右折れ岩 10:20 ゴジラの背 登山口から右折れ岩(ここからはルートをやや右にとる)まではちょっとした沢登り、そこからは斜面を直登気味に登る。 思っていたよりは雪が少ないのだけど、日陰なので所々で股までズボッてしまうところもあって一寸てこずった。 ルートは微かなスキーの跡と標識があるので迷うことは無い。 ゴジラの背は雪が無ければいかにもそれらしいのであるが、今は雪を被ってしまっていて、ただの雪の塊にしか見えない。 その向こうには、加賀の白山がデーンと鎮座、あまりに近く見えるので思わず乗鞍岳と見違いそうだった。 |
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<お立ち岩から白山と久々野町の町並み> |
<白山ズーム(乗鞍岳に見えない?> |
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10:30 お立ち岩 ゴジラの背からは短い距離ではあるが、ちょっとした岩登り気分の急登。 ここはちょっとした展望台になっていて、正面には白山、左には逆光ではあるが御岳が間近に迫っている。 |
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<ふれあい広場と記念品販売Box> |
<乗鞍岳ズーム> |
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11:00 ふれあい広場 お立ち岩からは、緩やかになったり急になったりする稜線歩きが楽しめるが、展望はあまりよくない。 ふれあい広場に着くと突然、真っ白く厳かな北アルプスの峰々が現れて、雪の中を汗だくになって登ってきたご褒美を頂いた気分 になる。 山頂の方向には乗鞍岳が綺麗に見えるので、ここで写真撮影をしておくとよい!山頂では木が邪魔して中途半端だから・・・・ また、ここには登頂記念のしゃれた鈴(高屹山登山記念の文字入りの木片に鈴がついている・・・・300円)がちょっとした Boxで無人販売されているので、小銭を用意してきて買ってみるのも良い記念になる。(俺はお金を忘れたのでかえなかった) |
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<山頂> |
<御岳> |
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<左の小高いのが黒部五郎岳、右は笠が岳> |
<右の槍ヶ岳〜前穂高岳の稜線> |
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<乗鞍岳(一寸木が邪魔> |
<涸沢岳・奥穂高岳・前穂ズーム> |
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<槍ヶ岳〜涸沢岳ズーム> |
<笠が岳ズーム> |
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11:00 山頂 ふれあい広場から若干降って登り返すと、山頂である。 あまり広くない山頂には山頂標識、登頂記録帖Boxなどがあって余計狭く感じるが、展望はやや北アルプス近くなったので、 心なしか大きさを増したように感じる。 記録帖を覗くと、先行トレースの人はテレマークスキーで1/23の登頂したとのこと・・・・こんな冬でも結構登山者がいる ようである。 天気が良いので、360度の大パノラマが楽しめる。 笠ヶ岳が裾から上まで見られるので、ひょっとしたら飛騨の展望台と言われている十二が岳よりも、展望は素晴らしいかもしれ ない。 |
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<下山途中の乗鞍岳> |
<登山道はこの間を通る> |
11:30 下山開始 十分に展望を楽しんだので、足取りも軽く下山ルートに進む。 降りかけてすぐに穂高は見えなくなってしまうが、乗鞍岳・御岳は途中の林道に出会うところまでしっかり見えていて、楽しま せてくれる。 登山道の中央の木に面白い看板が・・・・・・・・・・・↑左の写真 右側が「ギンサンカラマツ」左が「キンサンアカマツ」 12:00 下山口到着 途中の登山道をショートカットしながら駆け下りたので、かなりの時間短縮になった。 |
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[雑 感] やはり思いたって来てよかった! 今年は、誕生プレゼントは届かなかったが、今日の景色は神様からのプレゼントだと思えるくらい素晴らしかった。 こんな近くに、このように素敵な展望が楽しめるところがあるとは・・・・・・・ それに、コースも新しいので標識の数も丁度良い感じに少なく、比較的開発が進んでいない分だけ面白いコースとなっている。 登山口の案内図によると、登り1時間半・降り50分(登山口から)、夏ならごく手軽に登れる山である。 もっとも、今回以上に積雪があったならつぼ足では無理で、カンジキやスノウシューが活躍することになる。 |
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