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奥丸山 2005.11.13 新登山道(単独・日帰り) 4日に鏡平に行った後に「とやま山歩記」を覗いてみると、 3日にわさび平方面から奥丸山に登ったと言う記述があった。 そんな登山道は聞いたことないので、道のないところを藪漕ぎで登ったのかと思っていた。 そのあと、毎日新聞にその登山道が完成間近という記事が載ったという話を耳にして、何とか当時の新聞を探し出してみると、 まもなく完成とのことであった。 それならば、飛騨在住の俺としては行ってみないわけには行かない! 早速、13日の好天を狙って出かけてみた。 |
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<平湯からの笠> |
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<小池新道分岐> |
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<わさび平の原生林を抜けたところから小丸山と小丸沢> |
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<新道の登山口> |
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7:50 新穂高村営駐車場出発 新しい登山道なので、所要時間は良く分からないが(とやま山歩記にはコースタイムが載せてあったが、脚力の違いが大きいので俺ののろまの足にはあまり参考にできない)、この時間なら暗くなるまでには帰り着けると判断しての出発であった。 9:00 わさび平小屋 今回は、バリバリの冬装備の上昼食にカレーうどんを作って食べるよう、コンロ類も持参していたのでザックの重量・重い冬用靴のを考慮するとまずまずのスピードで着いたことになる。 9:25 新登山口 登山口の具体的な場所にちょっと不安があったが、小池新道の分岐から永久橋を渡って道なりに進んだ後の、ヘアーピンカーブの先端に数本の赤いリボンが垂れ下がっていて、すぐにそれとわかった。 |
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<登山道> |
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<小丸沢に降りる> |
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<正面に抜戸岳> |
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<小池新道分岐付近(右下)> |
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<巨大なコメツガの根っこ> |
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<中崎尾根の分岐> |
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11:20 中崎尾根 登山口からしばらくの間は下丸山を巻くように進んだあと、下丸沢の上を平行に進みやがて沢に降りる。その後対岸の山腹を、中腹の尾根に向かってジグザグに進むようになる。この付近は、枯葉が厚く落ちていてそれがクッションになって歩きやすい。周りの植生が広葉樹からコメツガやシラビソになってきたら中腹の尾根に到着する。 中腹の尾根に着いてからは緩やかな尾根をしばらく進み、この尾根が回りの斜面と一緒になった?あたりから木の根っこ混じりの急登となって中崎尾根に到着する。(標識はないが、赤いテープが木に巻いてあったりぶら下がっていたりしてすぐにそれとわかる) 中腹の尾根の変から雪が目立つようになって、中崎尾根の分岐付近では10センチくらいで早くも溶け出していたが、べたつくだけで歩きにくいことはない。 この尾根は、かって二度通っているがこの分岐付近の地形は見覚えがなかった。 |
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<尾根途中から涸沢岳> |
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<槍ズーム> |
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<笠ズーム> |
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<双六ズーム> |
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<中崎尾根と飛騨沢> |
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<中岳と南岳> |
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12:30 奥丸山山頂 尾根に到着するまでに結構ばててしまって、途中の尾根伝いのピークを越すのが億劫になってしまい、よっぽど戻ろうと思ったがなんとか気を取り直してようやく到着!(最近体力減退か?) 雪は徐々に増えてきたが山頂付近では30センチ弱か?このくらいの雪だとクッションになってかえって歩きやすい! 快晴を狙ってきたんだから当然ではあるが、明るい太陽に輝く穂高が目の前にドスンと聳えて、俺のデジカメでは被写体が大きすぎて一度には収まりきれない。(さすがは穂高の展望台である)遠くの焼岳や乗鞍岳は霞んでしまってはいたが・・・・・ 山頂には二組の男女(富山・石川)と単独男性(高山)が昼食を摂っていたが、二組の男女は槍平から登ってきてわさび平に降りる周回コースをとるという、なんとも元気なことである。 予定のカレーうどんは、情けないかな面倒になったので非常食に持っていったパンに変更! 13:00 下山開始 14:50 登山口帰着 往時は凍っていて比較的歩きやすかったが、帰りには雪も溶け出してかなりぬかるんで滑りやすくなっていた。 新しい登山道だから当然と言えば当然だが、スパッツをつけていたけれども股の内側まで泥だらけになったしまった。 16:20 新穂高村営駐車場 今回も、わさび平からが辛かった!途中で山葡萄(霜にあたって落ちた山葡萄は、甘くっておいしい!)を拾って食ったり、タバコを吸ったりしてだらだらと降ってきてしまった。 |
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<登山道はこんな感じかな?> |
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[雑 感] 新登山道を歩くのは新鮮で緊張する。 ここで、新登山道と在来の槍平からの比較をすることにしよう!俺の実績によれば登りは、槍平が平坦な道が長いのに比してわさび平側は、尾根に着いてからの尾根歩きが長いので相対的に遜色は無いようである。 一方下りに関して言えば、山腹の傾斜を一気に下ってしまえば、平坦な道が短いわさび平のほうが効率的に思われる。 早い話が、槍平から登ってわさび平に降りるのが時間的に短いような気がする。(あくまでも、俺の実績からの比較なので個人差を充分考慮する必要がある) この時期、出来たてのぬかるんだ登山道を歩くとかなり荒れやすい!自分で行っておきながら言うのも変な話であるが、暫らくは道が落ち着くのを待つのが、この新しい登山道に対しては優しいのではないかと思われた。 |
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