奥丸山

 

(花紀行って感じ?の登山)

 

 

2005.6.26 新穂高(6名・日帰り)

 

 

今回は、大垣の登山グループ「ひよこ隊」との合同登山?

ということで大分前から決まっていた。

大津のまことさん夫婦も加わって賑やかなパーティーとなった。

天気予報はまずまず、蝶が岳に勝るとも劣らない穂高の展望を楽しみに、

当日を迎えた。が、果たしてどうなるか?

 

 

 

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<蒲田温泉手前から穂高の朝日>

<駐車場はまずまずの入り>

 

 

6:20 駐車場出発

約束の出発時間は6:30、皆さんは無料駐車場でテン泊とのことなので、待たせてはいけないと思って早めに出発した。

穂高が眺められるところで、太陽が上がる寸前だったので、車をとめて写真撮影。(実物はもっと綺麗だったが、いまいちの写真)

駐車場に到着すると、皆さん殆ど準備を終えていた。

途中のバスターミナルで、トイレタイムを取ってから賑やかに穂高平に向かう。

 

 

 

 

 

 

 

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<コケイラン>

<穂高平>

 

 

7:30 穂高平

夏用近道で、見たことのない花を発見。

エビネ?ラン?皆さんもわからないようであったが、後から調べた所コケイランらしい?

 

 

 

 

 

 

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<ショウキラン>

<モミジカラマツ>

 

 

 

 

 

 

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<サイハイラン>

 

 

 

 

 

 

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<ノビネチドリ>

 

 

 

 

 

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<イチヨウラン>

 

 

 

 

 

 

8:35 白出小屋

今回は珍しい花の発見が多い。

これまで、単独の山行きの多い俺が見逃してきたのか、今回は皆さんで争うようにいろんな花を見つけてくれる。

その都度、今日は登山が目的なのか、山野草の撮影が目的なのかわからないくらい、皆が花に群がって撮影会と化してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

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<カラマツソウ>

<マムシグサ>

 

 

 

 

 

 

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<イチリンソウ>

<滝 谷>

 

 

 

 

 

 

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<オオサクラソウ>

<キヌガサソウ>

 

 

 

 

 

 

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<ヤマザクラ満開>

<槍平キャンプ場から涸沢岳方面>

 

 

 

 

 

 

10:00 滝 谷

相変わらず花の撮影会をしながらゆったりと進む。

滝谷では、橋が外してあって山側に保管してあったので、ひょっとしたら靴を脱いでの渡渉か?と心配したが、石の上を飛んで難

なく対岸に行けた。

 

11:05 槍 平

薄っすらと霞んではいるが、穂高の山々が良く見えている。

ここから約一時間で山頂、なんとか、天気は持ちそうであると思っていたが・・・・・・・・・

山荘前のテーブルで、一組の男女がビールを飲んでいるのを見て思わず手が出そうになったほど蒸し暑い!(誰かが一言、ここで

ビール飲んで帰ろうと提案すれば一もにもなく飛びつくのだったが・・・・)

 

 

 

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<ナナカマドの花と滝谷ドーム>

<ガスに覆われ始めた中岳>

 

 

 

 

 

 

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<ムラサキヤシオと山桜>

<コイワカガミ>

 

 

 

 

 

 

12:40 山 頂

なかなかの急登とザレた登山道に、皆さん手を焼いた様子だが、遅ればせながら到着。

途中では正面の南岳への九十九折れになった登山道や、飛騨沢に向かって伸びる登山道が見られた。

飛騨沢は尾根に隠れて見えないが、周りの雪の状態ではかなり残っていそうなので、雪道の苦手な人は千丈沢乗越経由で槍を目指した方が良いようにも感じる。

途中からガスがかかりだして、着いたときにはガスの真っただ中状態でがっかり!何とか晴れないものかと、祈っては見たが効果

なし。気を取り直して賑やかな昼食タイム!

 

13:40 下山開始

時々すぐ近くの山や、穂高の裾のほうは見え出すがすぐに又ガスがかかってしまいタイムリミット。

帰路に中崎尾根下山ルートを辿ることを提案すると、あの急坂は降りたくないとあっさり受理された。

 

 

 

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<ツマトリソウ>

<またもやイチヨウラン>

 

 

 

 

 

 

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<ギンリュウソウ>

<分かり辛いけど中崎尾根鞍部分岐標識>

 

 

 

 

 

 

15:40 中崎尾根鞍部分岐

草つきの柔らかい尾根伝いの登山道は足や膝に優しく、数度アップダウンをするが全体的にはぐーんと高度を下げて、思ったより

早く中崎山手前の鞍部に達する。

笹は切り開いてあるので、広い登山道のようには見えるが踏み跡が乏しく、場所によってはびっしり生えたコイワカガミやマイズ

ルソウなどを踏まずには歩けない部分もある。

尾根部分も花が多く、コース全体に派手なピンクのコイワカガミや所々にイチヨウランや花の終わったツバメオモトなどがたく

さん有って飽きることがない。

 

16:40 蒲田川(穂高平の一寸上流の)

分岐からは踏み跡のほとんど無くシダに覆われて足元の見えない、ガラガラの急な沢跡を真っ直ぐに降る。

途中には、丸太を束ねた古い橋はあるものの、長年使用された形跡は見当たらないが、このルートを使うことで尾根伝いに進む半

分の時間で新穂高につけるのでありがたい。

ひざががくがくと笑い出して歩くのが嫌になった頃、蒲田川右岸に到着し、川の冷たい水で顔を洗うと皆さんの顔に笑顔が戻る。

(こんな嫌なルートに案内しちゃってごめん!だけど、前に来たときは秋なので草が少なく足元が見えたのでこんなに苦労しな

かったから・・・)

 

17:40 新穂高

最後の林道歩きはいつでも辛い。

だけど、今回は人数が多いので話しながら歩くので、気がまぎれてあっという間に到着した感じ。

 

 

 

 

 

 

 

[雑 感]

本当に今回はいろんな初めての花に出会えた。時期も良かったかもしれないが、目の数の分だけ発見が多かったのだろう。

だけど、欲張って超接写したせいかピンぼけがほとんど・・・・

皆さん!大変なコースに連れて行ってしまったけど、これに懲りることなく又ご一緒してください。

今度は一般ルートを選びますから。

 

 

 

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