西穂高岳

上高地〜岳沢〜天狗のコル〜西穂〜新穂高

 

2005.8.24 上高地(単独・日帰り)

 

昨年アップして、精度の向上が課題になっていた「天狗のコル⇒西穂 役に立たない登山ルートガイド」、

今回は、時間的余裕を持ってゆっくりとコースを調べて、

宿題を済ませようと出かけた。

なお、このコースは3度目になるが、日帰りで穂高の稜線歩きを楽しめるので、西穂日帰りだけでは、

ちょっと物足りない!という人にはうってつけのお勧めコースだと思う。

 

 

 

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<クガイソウ群落>

<吊り尾根か?

 

 

 

 

 

 

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<シャクナゲが見頃>

<岳沢ヒュッテ>

 

 

3:55 自宅出発

平湯発5時の始発の乗れるよう、いつもより早く出発。

4:55 アカンダナで乗車

新釜トンネルが開通して初めての上高地入り、立派な2車線のトンネルになって、信号も無くスムーズに通過でき約10分は確実に早くなったような気がする。

旧のトンネルは、もう使わないようにバリケードがしてあったようだが、なんだか名残惜しいような気になる。

5:20 上高地B.T

日曜日なので、観光客や登山者で賑わっているのかと思ったが、時間が早いせいなのか閑散としている。

7:25 岳沢ヒュッテ

ほぼ予定通りの時間に到着できて、ヒュッテの石版テーブルの前で休憩。

途中、下山者とすれ違った時に、岳沢を熊が横断しているのを見たと聞かされて、周りを気にしながら登ってきたが、あちこちに咲いている花を見ているうちに忘れてしまっていた。

 

 

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<天狗沢、ミヤマゼンゴ花盛り>

<テガタチドリ3兄弟>

 

 

 

 

 

 

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<ミソガワソウ>

<白花タカネグンナイフウロ>

 

 

 

 

 

 

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<コバイケイソウと明神岳>

ホソバシュロソウ

 

 

 

 

 

 

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<岳沢はお花畑>

 

 

9:30 天狗のコル

ヒュッテから天狗沢に向かう所の標識に、残雪あり!の看板がかけてあったのでコルの近くの急登を、残雪を踏んで登るのは辛いなぁ〜と思いつつ登ってきたが、かなり少なくなっていて支障無しに登って来られた。

天狗沢の花にも期待して来たが、案の定素晴らしいお花畑が広がっていて、この沢の花だけを楽しみにきても十分なくらいの規模である。あまり広すぎるので、全部の花を見るためには、お花畑の中に踏み込んでしまうことになるので、登山道脇の花だけで満足しましょう!

 

 

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<天狗のコルから笠が岳>

<次のコルから岳沢を見下ろす>

 

 

 

 

 

 

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<天狗岳から穂高方面>

<新しきなっていた西穂山頂標識>

 

 

9:55 天狗岳山頂

天狗沢を登っている間はガスが多かったが、上空はかなり明るく見えるので、上の登ればきっと雲海の上に笠がどっしりと構えて

いるのが見られると期待していたが、世の中そうは旨く行かず、全体にガスが多く槍もガスに隠れている。

縦走路の詳細な様子を写真に収めようと躍起になっていたせいか、間ノ岳が何処に有ったのかわからなかった。

11:40 西穂高岳

急なアップダウンを、四つんばいになるようにして楽しんでいるうちに、周りがガスに覆われて目の前のピークすら霞んで見え

ない状態になってしまい途中から写真撮影を諦めた。(後半は、またまた宿題の持ち越し)

グルメ派人間(ただ単に食い意地が張っているだけだが)の俺としては、今回の昼食は楽しみにしていた。

というのは、前日に近所の奥さんから戴いた朴葉寿司を持参していたのだ!早速、朴の葉に包まれたますの寿司みたいなのに

齧り付いたが、前にいたおじさんのような人が何を食っているのかと怪訝な顔をしていた。

上品な料理なので量は多くない。

あっという間に持参の二個を喰ってしまったが、なんとなくもの足りなくお茶をがぶ飲みにして新穂高を目指すことにした。

 

 

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<沢を見下ろせばお花畑>

<岩場の所々にお花が>

 

 

 

 

 

 

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<二羽の雷鳥に出会った。左のがこけ落ちたどじな雷鳥君>

 

 

12:40 ピラミッドピーク

やはりこういう天気につき物が雷鳥君だ。

下着の方はまだ冬物を身につけているようで、羽を動かすとかなり白いのが目立つ。どじなやつで、崖の端っこから50センチくらいの高さからドテッっと落ちてしまって、白い下着をちらりと見せて無事着地。スマートじゃないね!ちなみに上瞼が赤いのでらしい。

 

 

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<ピラミッドがかすかに・・・・>

<山荘前の賑わい>

 

 

 

 

 

 

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<テン場前のお花畑>

<ウサギギク?>

 

 

14:00 西穂山荘

西穂山頂ではそれほどではなかった登山者の数も、ピラミッドから独標に近づくにつれて多くなってくる。

途中から持っていた水が温かくなってしまって、とても不味かったのでここで500円をはたいてブルーベリーのソフトクリームを食べたが、冷たくて生き返ったような気がした。

14:50 西穂高口

15時のロープウェーに搭乗。

15:30 新穂高

うまい具合に高山行き15:40、約45分で平湯に着き、ここでもうまい具合にすぐに、アカンダナ行きのシャトルバスに乗ることが出来て周回ミニ縦走完了!

 

 

 

 

 

 

[雑 感]

本当にこのコースは面白い!

「天狗のコル⇒西穂 役に立たない登山ルートガイド」でモデルになる人を募集していたのだが当然希望者は無かった。

今回は、若干登山者が多かったので無断であちこちに、モデルのように写ってしまったので、案外コースガイドに適した写真になったと思う。

後半の写真がガスばかりになったので、今回はコースの前半のみを見直すことになるが、シーズン真っ最中!いつ完成できるやら・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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