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籾糠山 2005.6.1 天生湿原(3名・日帰り) 天生峠の冬季閉鎖が解除される時期になってきたので、 開通日をネットで調べたら、今年は災害復旧工事で9月までは開通しないとのこと。 こりゃ〜不味いことになったと思って、良く見れば 今年は開通日に一番乗り!とばかりに休暇を申請して天気予報とにらめっこ! NETを通じて知り合った女性2名(ぼちぼち山歩記のひよこ隊幹部)も同行してくれると言うので、 万全を期すため数日前から、開通情報を何度も問い合わせたが、担当者が慎重なのか あくまでも予定だとの回答ばかりで、やや不安ながらも当日を迎えた。 |
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<魚止めの滝> |
<展望台からの合掌集落> |
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<展望台付近の田んぼに映る白山> |
<開いたゲートがまた閉まる> |
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5:10 自宅出発 何故か早くに目が覚めてしまったのでやや早めに出発。 6:20 荘川「桜香の湯」駐車場 荘川に入ってから道路端に「魚止めの滝」の看板を見つけて、時間も早いので寄ってみることにした。 国道から100mばかり入っただけなのに、高さこそ無いが姿かたちの良い滝が現れた。 ここで写真を撮ってからは、他には寄って見る所も無く、集合時間は7時なのに相当早くに到着してしまった。 しかし、ひよこ隊チームが思っていたよりうんと早く到着してくれたので、あまり待つことも無く早めに出発する ことが出来た。 7:40 ゲート到着 にはいかない!途中の城山展望台にて撮影タイム。 ゲート手前まで来ると、ムムッ!5、6台が並んでいてゲートは閉ざされているではないか! これには参った!しばらくすると工事用車両が登ってきて、いざ開門!と小躍りして喜んだが、また閉めて登って 行ってしまった。ゲート近くに人からの情報では、10時開通とのこと。 一寸怒れて、高山の役所にTELすると午前中には開通する予定だが時間は決まっていないと言う。 どうなっているんだ!等と焦ってみた所で、ゲートは開くわけではないので10時開通の情報を信じて、それまで どこかで時間を潰すことにしてUターン。 |
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<相倉合掌集落にて> |
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9:45 ゲートに再到着 富山県まで足を伸ばして相倉合掌集落を見物。なんだか看板や消火設備・干してある洗濯物などが目立って古い集 落とはかけ離れた感じ・・・・・ ゲート前は相変わらずの車の列、まだ開いていない!苛つく気持ちを抑えて待つこと約15分、時間どおり10時 開門であった。 |
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<峠の途中での御岳眺望> |
<天生峠駐車場> |
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10:30 天生峠駐車場到着 「通れるじゃん!」 |
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<ちゃんと500円払いました> |
<天生湿原入り口> |
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<ヒメイチゲとショウジョウバカマ> |
<リュウキンカ・水芭蕉> |
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<アカカタバミ> |
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<キヌガサソウ> |
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<キクザキイチゲ> |
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<サンカヨウ> |
<リュウキンカとコバイケソウ> |
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10:55 天生湿原 ようやく第一の目的地である湿原、駐車場から湿原まではこれといった花は見あたらなかったが、着くといきなり いろんな花が咲き乱れている。新緑も無茶苦茶綺麗である。 開花を心配していたキヌガサソウは、丁度咲いた所で真っ白な花弁にクリーム色のオシベ?が品の高い貴婦人のよ うな楚々とした感じがして、辺りの花を見下しているような感じさえする。 また、時期が丁度良かったのかキクザキイチゲが満開状態で、これまでに見た事がないくらい多く咲いている。 沢沿いの登山道の所々に残雪があるが、一寸日当たりのいいところでは、イチゲ・カタバミなどがかなりの数咲い ている。 |
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<山頂標識と猿ヶ馬場山> |
<木平湿原方向> |
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13:00 籾糠山山頂 沢沿いにゆったりと花を楽しみながら上ってきた登山道も、最後に沢を渡ってちょっとしたリュウキンカの群落を 見てからは、なかなかの急登となりツバメオモトが多くみられる。山頂手前の急登を喘ぎながら上り詰めると、ち ょっとした広場の先に、かなりの残雪を被った猿ヶ馬場山が目の前にドシッと現れてようやく到着! 遠望では有るが御岳・乗鞍岳、西穂〜立山がずらっと眺められるが(白山は猿ヶ馬場山に遮られて見えない)、時間 が遅くなってしまったせいか、かなり霞んでしまっていて写真撮影を断念。 目の前には、新緑の中にこれから向かう予定の、木平湿原への登山道がはっきりと見える。 山頂の先は、進入禁止かのように細いロープで仕切られているが、その先には不鮮明ながらも踏み跡がついてい てこれが猿ヶ馬場山への登山道なのか? |
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<ツバメオモト> |
<ここからが急登> |
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<木平湿原に映るダケカンバ> |
<ブナの大木とコブシ> |
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<キクザキイチゲ(白花)> |
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<綺麗なアカカタバミ> |
<ヤマエンゴサク> |
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<ブナの大木の新緑> |
<ブナ林とコブシ> |
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13:40 下山を開始して木平湿原に向かう 名残惜しかったが、遅い昼食だがひょこ隊差し入れの「割子蕎麦」を戴いたので、5,6人の後続登山者に狭い山 頂を譲るように下山開始とする。 沢までの急坂を駆け下りて戻り、また木平湿原への坂を登り返す。 14:40 木平湿原 湿原にはまだ花のないコバイケソウは群落しているものの、他の花は見当たらず所々の登山道脇にサンカヨウが真 っ白く咲き始めている。 この時期、ここでは湿原もさることながら、一人では到底抱えきれない巨大なブナの木の新緑を楽しみたいもので ある。 15:30 天生峠駐車場帰着 湿原からの長い急坂を新緑や花を楽しみながらゆったりと下って、またもやキヌガサソウを撮影! 天生湿原の東回りコースを辿って、観光も交えた妙な登山がようやく終わった。 |
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[雑 感] アクシデントはあったものの、やわらかい新緑・大好きな花たち、ちょうどタイミングが合ってうれしい山行きに なった。 天候にも恵まれて、同行していただいたお二方のおかげだと思います。 それにしても花が奇麗だった・・・・・ |
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