弓折岳・大ノマ岳・抜戸岳稜線歩き

またまた、急遽予定変更して・・・・・

 

日 程 2004.09.03 新穂高(日帰り)

 

 

 

秋雨前線の影響か、今度の土・日は天気がよくない!

反面、金曜日はすごくいい天気のようである。

最近好天に恵まれずイライラがたまっていたので、思い切って有休を申告!

とはいっても晴天は一日だけ、日帰りでいけるところは大体行ってしまったような感じなので

前回、雨にあって途中で諦めて帰ってきた、弓折・大ノマ・抜戸に向かうことに・・・・・・

 

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5:20 村営有料駐車場

 

6:30 わさび平

途中で数人のパーティーを抜いたものの、小屋は閑散としている。

 

7:40 秩父沢

天気はまあまあで、朝日の逆光の中に槍がくっきりと見える。

 

8:30 イタドリが原

 

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<人っ子一人いないわさび平小屋>

<小池新道にて槍が・・・>

<焼岳・乗鞍岳>

<鏡平手前から抜戸岳>

 

 

 

 

 

 

9:10 鏡平

最後の急登をこなして木道を行くと、いきなり池が現れて向いの槍・穂を映し出していて幻想的だ。

やはり人は誰もいない。

やや風があって、池には小波が立っているものの槍・穂はきれいに写っている。

憧れていた景色だけに、慎重に風のおさまるのを待って撮影しようとするがなかなか水面が鏡状にはならない。

時折、アメンボウが槍の穂先に来て波紋を立て邪魔をする。

20枚近く撮影しても満足なのは撮れないので、ずーっとここにいてチャンスを待とうとも思ったが、これからの稜線歩きも気になるので先を急ぐことにした。(9:45出発)

 

 

 

 

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<やや波はあるものの槍が写ってる>

<かっこいい!槍・穂高>

 

 

 

 

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10:30 双六岳・弓折岳分岐

鏡平から弓折中段まではかなりの急登!

ここで、3人の単独登山者がほぼ同じくして到着。

俺と前後して鏡平から来た男性、もう一人は小屋泊装備の男 性で槍の肩から3時間できたという、残りの一人は明らかに20キロ以上の装備で黒部五郎から来たという。

いずれもすごい健脚者で、すたすたと出発していった。

俺はというと、もうすっかりばててしまっいて、写真撮影を理由に休み休み、だらだらと進むことになる。

 

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<槍・穂と奥丸山稜線>

<分岐標識>

<槍と西鎌尾根>

<穂高もばっちり!>

 

 

 

 

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10:45 弓折岳山頂付近

地図で見ると、分岐から山頂まではすぐのようであるが槍に姿に見惚れてしまってつい通り過ぎてしまった。

 

11:00 大ノマ乗越

昔はここからシシウドが原へ降りるルートがあったようであるが、現在では荒れてしまって通ることができなくなっている。(乗越の分岐近くでは、下に降りる登山道がはっきりと残っているが・・・・・)

このあたりには、オヤマリンドウがいっぱいあるが花開いたのはほとんどない。

 

12:00 大ノマ岳山頂付近

ここでも山頂がよくわからず通り過ぎてしまった。

 

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<大ノマ乗越と大ノマ岳、向こう抜戸岳>

<槍・穂と奥丸山>

<オヤマリンドウ>

<ミヤマリンドウ>

 

 

 

 

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12:20 秩父平

小規模な平原ではあるが、遠くに薬師岳が展望でき、なかなか雰囲気がある。

また、なんとも表現しがたい奇岩「秩父岩」もなかなかいい格好である!

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<手前秩父平、左上双六小屋、右は稜線の登山道、上には西鎌尾根とその先燕岳>

<秩父岩>

<槍と左下秩父平>

<秩父岩と穂高連峰>

 

 

 

 

 

 

13:25 抜戸岳山頂付近

さすがにここの山頂はわかったが、コースから若干外れていて時間の余裕がなかったのと、体力的にもばてていたのでパスすることにした。

このあたりから徐々に穂高の山頂付近にはガスがかかってくる。

 

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<槍・穂の大?パノラマ>

 

 

 

 

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13:30 杓子平分岐

ず〜っと槍・穂を左に見てきた稜線歩きも今日はここでお終いである、あとは急な登山道を転がり降りるだけであるが、ここまででかなり疲労がたまっているが、何とか頑張らなくっちゃ!

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<杓子平への分岐と笠への稜線>

<遭難救助か?>

<杓子平を見下ろす>

<正面に穂高>

 

 

 

 

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14:10 杓子平(休道との分岐)

 

14:20 杓子平入り口

 

16:30 笠新道登山口

標高が下がるにつれて暑さが増してきてシャツを脱いでしまいたいくらいだ。

膝もがくがくで、何度も何度も休憩を繰り返して漸く到着!

あとは、約一時間の林道歩きである。漸くほっとする。(晩酌タイムに間に合った!)

 

17:20 新穂高温泉有料駐車場

<杓子平を見上げる>

 

 

 

 

 

 

 

[感 想]

晴天にも恵まれて、予想以上に素晴らしい稜線歩きができた。

鏡池に映る槍・穂、ず〜っと飽きるくらい槍・穂が見られる稜線、笠か岳へ行くにも、帰るにもこのコースがよく使われる理由がわかる。

俺的には、笠に行くには勝負の早い笠新道が好みだが・・・・・・・・・

きっとこのコースには又何度か来るだろう!

 

 

 

 

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