杓子平（２、５２０ｍ） 日　程　２００４．０７．０３　新穂高〜笠新道〜杓子平（ピストン） 雨後半？天気予報も雨が降らないだけまし！って感じだけど、しばらく山に行っていないし、 何処かに行きたいけど思い浮かばない。 以前からの計画では北の俣岳であるが、昨年の経緯からこの山は晴天時に行きたいので・・・・ 日曜日の予報はさらによくないようなので、またもや近場で花でも見に行くかぁ〜ということで 杓子平のお花畑に行くことにした。
		６：４０　新穂高村営無料駐車場（５：２６自宅発） 道中、青空が見え出してなんだか晴天の予感。 駐車場につくと思ったより車が多い、早速準備を整えて勇んで出発。 今日は時間的に余裕があるので、バス停のトイレを借用したあと缶コーヒーを買って売店前のベンチでパンを齧っての余裕の？朝食！ 蒲田川を渡ったところの村営有料駐車場にも何台か止まっている。 駐車料金表を見ると、最初の４時間が５００円、それ以降は時間１００円と書いてある。 とても宿泊登山には使えない。
＜駐車場＞
		６：４０　笠新道登山口 笠が岳山荘はすでに６月に営業している筈だが、いつもここに引いてきてあるおいしい水はまだ出ていない。ちょっぴりがっくり！ ２，３組の登山者がいたが、皆さん宿泊装備で笠方面に登って行く。
＜笠新道登山口＞	＜右俣沢二の沢方面＞		＜ベニバナイチヤクソウ＞	＜こんな感じで始まる＞
		８：４５　１，７００ｍ付近 相変わらずの急登をあえぎながら上ってゆくが、まだシーズンには早いのか花はほとんど見られない。 奥丸山と高度を比較しながら急速に高度を稼ぐ。さらに上の穂高の山々はボーっと霞んで見えているだけ！
＜まだキヌガサソウが＞	＜穂高はぼんやり＞		＜数本のニッコウキスゲがあるだけ＞	＜花はまだまだ＞
		１０：１０　２，２００ｍ付近 このあたりから徐々に花が目立ってきて、杓子平手前のお花畑は最盛期ほどではないが、かなり種類も多くてきれいだった。 とくに花の大きいシナノキンバイやコバイケイソウ等がめだつ。
	＜シナノキンバイ＞		＜山　　桜＞		＜ツマトリソウ＞
＜ガスのかかった杓子平＞	＜這い松の花？実？＞		＜コバイケイソウ＞		＜カラマツソウと？？＞
		１１：３０　杓子平 お花畑をすぎるとようやく杓子平に到着して、広くて緩やかな斜面が広がる。 まだまだ雪渓が残っていて全体が茶色く早春の感じで、雪解けが最盛なのか遠くで渓流の音が している。 今日の予定はここまでなので気が楽である。（無理をすれば笠ヶ岳まで行けそうな感じは するが・・・・・）旧登山道との分岐まで行って、見えない槍・穂高を想像しながらおにぎりの昼食を摂ることにした。 日差しが強くますます暑くなってくる、槍の方を見るとガスが揚がっていくようになので急いで杓子平入り口の方に戻り、杓子平の反対側の雪渓上に陣取って待機！ 待つこと一時間以上、ようやく槍が全貌を表してきて待った甲斐があったと大喜び！ さらにそのうちに、穂高も姿を現してきて帰宅時間も忘れてしばし展望を楽しんだが、漸く我に返っ たように帰宅を決意！
＜やっぱり槍はかっこいい！＞
＜ジャ〜ン穂高連峰＞	＜槍ヶ岳パレード＞
		１４：２０　下山開始 このころになると槍・穂高の峰々がその壮大な全貌を表してきて裾の新緑が鮮やかである
	＜ムシトリスミレ＞		＜しつこく槍＞		＜大切戸もはっきりと＞
		１５：２０　１，９２０ｍ地点 １５：４０　１，７００ｍ地点 １６：２０　登山口 かなり跳ばしての下山、２時間で降りちゃった！ １７：１０　駐車場
	【雑感】 一年ぶりの笠新道は、やはり辛かった！ 空身なので、時間こそ短時間で登・下山できたものの、やはり急坂！膝はガクガク、体はフラフラ！この塩梅だとテントを持ったらどうなることやら・・・・・・・・・ 初夏の槍・穂高の眺望、運良く後半になって、ようやく晴れてきたので満喫することができて、これまた、癖なりそう！
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