快晴

快晴！霊仙山（１，０９８ｍ）日　程　００４．０３．２５　今畑登山口〜西南尾根〜榑ヶ畑登山口（日帰り）有給休暇を有効に使うため？福寿草を見に行くことにしたが､有名な藤原岳は登山者が凄く多いとの情報なので、比較的静かで福寿草も多いといわれる霊仙山に決めた。
		６：４５　寮を出発滋賀県の地理は全く不案内なのでカーナビ任せ。米原インターを降りてから醒ヶ井の養鱒所に向かう途中､コンビニによって昼食や水を購入のつもりであったが､コンビニが見当たらないまま榑ヶ畑登山口の駐車場に着いてしまう。８：１０　榑ヶ畑登山口戻るのもシャクなので養鱒所で遅い昼食を摂る事にしたが問題は水である､幸いなことに車の中に､少し小さいが前回新穂高で買ったお茶がペットボトル（100ｍｌ？）に飲みかけのまま放ってあったのでそれをポケットに突っ込んで出発。今畑から登る西南尾根コースは､踏み後がしっかりしていないので初めての登山者は止めるように､と書いてある看板があったが､なんとかなるだろうと行ってみる事にした。昨夜遅くまで飲んでいたので､早速のどが渇いてくるが飲み残りのお茶は飲む気がしない。苔むした廃村の石垣を見ながら､緩い坂を10分ばかり登ると､昔は山小屋の売店だったかと思われる､朽ち果てた建物があって水場になっている。ありがたいことに各種の缶ジュース類が水に冷やしてあって無人の売店になっている。さっそく２００円を竹筒の料金受けに入れてポカリスエットをゲット！飲み残りのお茶を捨てて､新鮮？な水と交換して､杉林の中の緩い坂を登っていく。

＜榑ヶ畑登山口＞	＜案内板＞		＜苔むした石垣＞	＜無人売店（１合目）＞

		８：３０　汗拭き峠榑ヶ畑コースはここから登るが､今回は左に入らず真っ直ぐ進んで谷沿いに降りて行く。老朽している丸太橋を恐る恐る通って行くと､道の真中に子鹿が横たわっている。近づくとゴソ動くものの立ち上がる気配はなく怪我か病気のようである。なんとかしてあげたいとは思ったが何も出来ず､そのまま通り過ぎて来たがなんとなく後味が悪い。９：００　今畑登山口やがて道路も舗装道路になり､立派な構えの家が点在する集落に到着するが人気は全く無く､廃村になっている様子である。中にはお寺だったかと思われるが､卍のマークのついた緩やかなアールを持つ屋根の格好のいい建物もある。

	＜壊れそうな丸太橋＞		＜今畑集落＞	＜登山口＞

		１０：５０　近江展望台登山口からは､いきなりの急登で登山道らしくなってきたと思いきや､いきなり朽ち果てた集落が現れて､こんな所にも人が住んでいたかと驚かされる。大きな茅葺の家もあって､格好の被写体であるが完璧に朽ち果てていて写真にならない。集落跡の真中辺に､共同水場だったと思われる水屋が有って少しずつではあるが綺麗な水が流れている。これが山頂への最後の水場となるので貴重である。ぽつぽつとだが､ミスミソウの可憐な花を見ながら急坂を登りきると､笹の混じった登山道になりやがて霊仙？の山が迫って見えてくる。途中､河内の風穴と書いた標識があり､矢印に沿って降りてみるが途中で道がわからなくなり､戻ることにした。そこに立派な体格の鹿が２頭現れてアッと行く間に逃げて行ったが､なんとか撮影成功！緩い登山道も終わり､ぬかるんで滑りやすい急途を登りきると､ゴツゴツとした石灰岩が現れて尾根伝いの緩い傾斜の道に変わると近江展望台である。
＜あいにくの天気で遠望が利かない＞


＜霊仙山最高峰（後ろに伊吹山）＞	＜水　屋＞		＜汗で眼鏡が曇ったが・＞	＜ミスミソウ＞

		１２：００　霊仙山最高峰残雪もだんだん多くなり､所々でルートを見失うが山頂が見えているのと素直な尾根道なので不安は無い。展望台を過ぎたあたりから本日の主役「福寿草」が現れる。あちこちにボコボコと咲いてはいるが､時期的にやや早いのか天候が悪いのか､咲ききったものは少ない。とは言うものの可憐な蕾を見ていると癒される。やがて福寿草も見られなくなって笹薮の登山道を越えると最高峰の標識がある。遠くには伊吹山がどっしりと見られる。

＜本日のメイン・フクジュソウ＞

		１２：１５　霊仙山山頂山頂では３人組のパーティーが休憩をしていた。本日遭遇した最初で最後の登山者である。しばらく､山の話をして下山する事に・・・・・・よほど空腹の表情をしていたのか､別れ際に「昼､食べたの？」の質問に､コンビニ都合の話をしたところ､大いに気の毒がられて､栗入りどら焼きを貰ってしまった。他にもくださるとのことだったがずうずうしいと思いつい遠慮！（旨かった〜！有難うございました。）１２：４５　お虎が池福寿草に満足して、どら焼きも食べたので､あとは用がない！というわけで経塚山をショウトカットして池の鳥居を目指す。１３：００　お猿岩猿発見できず。１３：２０　見晴台お猿岩を過ぎてからが大変！沼田を急傾斜にしたような悪路で､滑る滑る！油断をすると大転倒につながりかねない！細心の注意を払って下山する。１４：１５　汗拭き峠途中､一箇所だがミスミソウがぱらぱら咲いているところがあって撮影休憩。（全てピンボケだったが・・・・・）ここで､さきほだ「どら焼き」をくださったパーティが追いついて来たが､女性の一人は転倒したと､どろどろのズボンで気の毒だった。１４：２０　無人売店泥泥になった靴を洗う。転倒女性はズボンの洗濯。１４：４０　お今畑登山口

＜名前不明の花＞
		【雑感】福寿草の群生！大感激！！！！どんよりとして展望のきかないことも気にならなかった。ツルツルの登山道！それはそれで面白かったかも？

			[ＨＯＭＥ]