南岳〜槍ヶ岳 日 程 2004.07.11〜12 新穂高〜南岳新道〜南岳〜槍ヶ岳〜新穂高(周 回) |
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[2日目] 4:00 起 床 携帯の目覚ましで目が覚める。というのは嘘で夕べ早く寝たせいで、だいぶん前から目が覚めて明るくなるのを待ちかねていたのだ。 うっすらと赤くなった空を眺めて、日の出を見られる予感で心ウキウキ! 薄暗くってとても写真を撮れる状態ではないのに、うろうろと槍や笠の写真を撮っていると、 ようやく4:40頃から日の出が始まった。 約6分で完全に日は昇って、感動的な時間は終わり!綺麗だっただけに、あっけない幕切れであった。 大キレットも少し赤く染まって、おいでおいでと誘っているようである。 |
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<朝日を受ける大キレット> |
<常念平〜日の出〜常念岳> |
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6:00 南岳小屋出発 空気が澄んでいて薬師岳の方まではっきり見える。 今年こそは雲ノ平巡りをしなくっちゃ!と張り切っては見たものの、十数分登っただけで息が切れてくる、こんなことでは挑戦はおぼつかない! |
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<南岳小屋を後に> |
<中岳・槍ヶ岳> |
<常念岳と雲海> |
<笠が岳> |
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6:13 南岳 とりあえずあっけなく中岳に到着! 槍、中岳、大喰岳、その向こうには未知の北アルプスの山々がよく見えている。 特にここからの槍ヶ岳は絵になっているような気がする。 |
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<双六岳・黒部五郎岳方面> |
<槍ヶ岳> |
<南岳山頂> |
<雲の平> |
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6:30 天狗原分岐 分岐の少し前あたりからは、アップダウンの少ない歩きやすい登山道で、右に左に北アルプスの山々の展望がいい!まさに天空漫歩の感じがする。 分岐の標識から天狗原を覗くと、昨年凍っていた天狗池にはまだ雪が被っている。 |
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<天狗原分岐> |
<槍ヶ岳> |
<雷鳥の親子> |
<天狗原> |
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7:10 中岳への新コース分岐 天空漫歩を楽しんでいると中岳の肩に到着。 ここが山渓の付録のDVDに収録されていた水場だ。 ちょろちょろとした流れの横の浅いところには薄氷が張っていてちょっと驚かされる。 |
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<中岳・大喰岳・槍ヶ岳> |
<槍ヶ岳> |
<笠が岳> |
<水 場> |
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7:50 中岳山頂 またまた急な登りになって、こんなのは地図をちょっと見ただけでは解らん急登じゃ〜!と、どぶつきつつ喘ぎつつ、なんとか山頂にたどり着く。 ここからの槍の勇姿もなかなかものであるが、疲れ切った足はいっこうに回復しない。
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<中岳山頂> |
<たまには花も> |
<表銀座方面> |
<中岳に上る登山者> |
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9:00 飛騨乗越 大喰岳からもザレザレの急坂をくだらなければならない。 ここに、ザックをデボして槍に向かう。 9:10 槍の肩 ここまでに5組の登山者とすれ違ったが、槍の方を向いても飛騨沢を眺めても、人気はない。 9:30 槍ヶ岳山頂 山荘に行っても人気はなく、たった一人で槍山頂を独り占めできるチャンスとばかりに早速挑戦! すでにあたりの空気はどんよりとしていて、遠くの展望はよくないが会社の同僚に自慢する電話をしたりきょろきょろしたりしてしばらく滞在する。 9:50 槍の肩
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<飛騨乗越> |
<かっこいい!> |
<これから登るぞ!> |
<高〜い!> |
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11:30 千丈乗り越し分岐 デポしていたザックを回収して長〜い飛騨沢を下ってゆく。 下から北単独の登山者とすれ違ったが、無理もないけどかなりへたばっているように見えた。(もちろん俺はそれ以上にくたばっていた) 休み休み飛騨沢の中腹まで下ると、そこはすごく広いお花畑である。 いろんな花が咲き乱れていて、もうすばらしいの一語につきる。 千丈乗越の分岐にも救急箱が設置してあって、スポンサー?は南岳新道と同じ槍平山荘だった。 |
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13:40 槍平小屋 14:20 滝谷出合い 15:40 白出沢 16:30 穂高平 17:30 新穂高無料駐車場 |
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〔雑 感〕 これで、テン泊装備で大キレットに挑戦できるかはまだ自信はないが、かなりの訓練にはなったと思う。 天候にはいまいち恵まれなかったが、肝心の部分ではなんとかもってくれてありがたかった。とはいうものの
夕食時には雨が降っていたので、テントの中でホルモンを焼いて喰ったのは大失敗だった。 翌朝、テントにホルモンの臭いが染みついていて閉口した。しばらくは臭いがとれないだろう。
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