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薬師岳(2,926m)・黒部五郎(カール) 日 程 2003. 8.22〜24(晴)<大山町折立登山口>(テント2泊) |
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<二日目(8/23)> 5:40 黒部五郎岳に向けてテン場出発 まずは、太郎小屋裏の太郎山から、なが〜い木道を通って北の又岳に向かう。 昨夜隣りのテントの鼾がうるさくてやや寝不足気味ではあるものの、体調も良く足取りが軽い。 登山道の周囲には大小の池塘がたくさんあって、その周りにはイワショウブがワタスゲのようにゆれていた。 |
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<太郎平から黒部五郎岳> |
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7:40 北の又岳 神岡新道と合流するあたりがハクサンイチゲの群生地らしいが、今は向こうの方にかたまって少し生えているだけだ。 前回6月に来た時は悪天候で何も見えなかったが、今回もガスが多く回りの景色が見えないので諦めかけていると、あっという間にガスが流れていき笠ヶ岳がデーンと姿を現したのには大感激! |
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<何処から見ても格好のいい笠が岳> |
<朝のテン場> |
<チングルマも穂に・・> |
<北の又岳山頂にて> |
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8:30 赤木岳 何度かアップダウンを繰り返して赤木岳の標識に辿り着くが、黒部五郎はいっこうに近寄っては来ない。 標識には「気を引き締めて 黒部五郎の登り ガンバレ この付近雷鳥が多い」と記述されていた。 赤木岳の山頂へは登山道が見当たらず、ここは巻いていくことになる。 北の又岳からは天候に恵まれたままでひどく暑い、しかし周りの展望は素晴らしく水晶や鷲羽を従えた雲ノ平は広大で威厳がある。 更にアップダウンを繰り返して漸く黒五の急登を見上げるところまできたときには、既にヘロヘロ状態だった。 これからここを登るの?なんて弱気になってしまい何時の間にか、山頂に行くのか?カールに行くのか?二者選択していた。 |
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<五郎は遠い!> |
<赤木岳標識> |
<水晶・ワリモ・鷲羽> |
<五郎への長い急登!> |
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11:00 黒部五郎岳の肩 何処までも続くと思われる急坂、山頂を見上げる勇気も出ないままただひたすら地面を見つめて登る。 ジグザグ道から緩い登りになって、漸く肩に到着!大勢の人たちが安堵の顔で休憩している。 ここでまた山頂に挑むかどうか考えたが、帰路を振り返ってみると気の遠くなるような距離、それと是非行ってみたいカールの急傾斜を考えると、少しでも体力を温存するのが賢明と山頂を諦めることにした。 |
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<急登から薬師岳> |
<肩からカールを覗く> |
<カールへの急坂> |
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11:40 カール 落石を起こさないように慎重に急坂を下る。 あちこちに大小の岩(羊なんとか岩って言ったかな?)が転がっている。 その中央あたりに雪渓から流れ出している小川がサラサラと流れていて、その周りがお花畑になっている。 靴も靴下も脱いで暫くはまったりと・・・・・・・・・・・・・ 聞こえるのは小川のせせらぎだけ、強い日差しも気にならない、いつまでもこの雄大な空間に溶け込んでいたい。 |
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<カラマツソウ> |
<コイワカガミ> |
<イワイチョウ> |
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<カールから五郎の肩と小川> |
<鷲羽とミヤマキンバイ> |
<カールから双六> |
<雪渓とチングルマ> |
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13:00 黒部五郎の肩 重い腰を持ち上げて帰路に着くことにした。 肩にあった←の黒い杭には「四校生野田震郎君之遭難碑」とかいてある? |
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<肩の標識> |
<も一度カール振り返る> |
<雷鳥の新婚さん?> |
<水晶とチングルマの穂> |
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17:30 薬師峠テン場 超ヘロヘロになって到着したが、小屋で500ml×2本の缶ビール購入は忘れなかった。 その後一人宴会をしたのは当然であるが、またもや鼾に悩まされてしまった。
<三日目(8/24)帰路につく> 7:00 帰路に着く 鼾は生理現象で止むを得ないとしても、テントの撤収はもう少し静かにして欲しかった。 三俣山荘のテン場のときは、朝起きたら知らない間に三個のテントが撤収されていたが、今回はたった一つのテント撤収に大騒ぎされて安眠を妨害された。 10:20 折立に帰着 11:00 大多和ゲート 〜 13:00 自宅着 |
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<太郎平小屋を後にする> |
<折立の駐車場満タン> |
<有峰湖> |
<薬師を振り返る> |
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[雑 感] 今回で四回目のテント泊で十分余裕を持った行程にしたつもりであるが、薬師のピストン、黒部五郎のピストン、伴に帰着時には相当疲れ果てていた。 まだまだ鍛えかたが足りないのか、もう鍛えても無駄なのか考えさせられてしまった。 それにしても五郎のカールは素晴らしかった! 何とかチャンスを見つけてもう一度行ってみたいものだ。 出来たらお花の最盛期に・・・・・・・・・・・ 太郎平の帰路の途中凄い女性に出会った、8時頃すれ違ったのだがこれから黒部五郎をピストンして折立に17時には着きたいとのこと。 ???の顔をしたら、前回は薬師も含めたと言われてただ驚き! |
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