焼 岳(2、393m)
日 程 2003.09.23 中尾温泉〜焼岳(日帰り)
忌まわしい台風のおかげでせっかくの4連休、前穂高岳を計画していたのだが早々に断念し、 もたもたしているうちに22日の晴天を逃した。 前日の天気予報ではかんばしい天気じゃなかったので、ゆっくり起床。 にもかかわらず、外を見ると晴天の兆し。
これでは何処かに行かない手は無い! ということで日帰りが可能で、まだ宿題で残っていた中尾温泉からの焼岳に・・・・・・・ |
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7:10自宅を慌しく出発 8:50 登山口 8:40中尾温泉の砂防工事事務所の駐車場に到着(既に先行者の車が8台くらい駐車してい
た)、靴を履くのももどかしく出発。 7〜8分の林道を歩きで最初の急カーブで割谷(焼岳小屋を除けばここが最後の水場となる)を渡ると登山口の標識が目の前にある。(林道をそのまま行っても行けるが、道はいいのだが、かなり遠回りになる) |
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<見難いけど登山口> |
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9:20 白水の滝展望台 あたりが少し硫黄臭くなると展望台。 が、ここでは落葉樹の葉に妨げられて滝は殆ど見えない。二つほどカーブを登ると良く見えるようになる。 この辺は登山道が改修してあって、滝側の絶壁から遠ざかった所に迂回している。 10:30 秀綱神社 ここにはベンチが設置してあるので快適に休憩できる。 |
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<白水の滝> |
<笠が岳> |
<ゴゼンタチバナの実> |
<秀綱神社> |
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10:50 旧中尾峠 S37年の焼岳の噴火で損壊した峠を付け替えて出来たのが新中尾峠で、15分ほど手前にそこへの分岐標識がある。 新中尾峠には村営?の小屋もあるが、今回はこの分岐を右にとって来た。 ここでは焼岳山頂の溶岩ドームが今にも崩れ落ちそうに感じるくらい覆い被さってくる。 |
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<旧中尾峠・正面は霞沢岳> |
<溶岩ドームを仰ぐ> |
<白山方面の展望> |
<落石・浮石危険注意標識> |
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11:50 山 頂 快晴ではないものの、青空も覗かせるいい天気! 槍ヶ岳から水晶岳、富士山も見えている。 途中の峠沢を越えるあたりでは、砂礫と浮石で滑りやすく、下の沢を見ると落ちていきそうな気分となってお尻がムズムズしてくる。 昼食時間と重なったので、山頂では皆さんが思い思いの昼食を摂っている。 俺もコンビニで購入のいなり寿司を食べることにしたが、ラップを取り除いていたらいきなりゴロンと1個砂礫の上・・・・・・・思わずあたりを見回してしまった。 |
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<登山者で賑わう山頂> |
<山頂付近> |
<山頂直下> |
<火口湖と噴出蒸気> |
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<硫黄付着> |
<山頂から笠が岳> |
<槍ヶ岳ズーム> |
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12:15 山頂を後に 体も冷えてきたので下山することにしたが、登りでは気にならなかった噴出口のすぐ横の段差は脚が届かなく(短いため)ちょこっと難儀。 12:55 旧中尾峠 14:40 白水の滝展望台 15:20 登山口 |
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[感 想] 漸く今回、このコースでの登頂に成功した。 峠から山頂までは浮石が多く砂礫の道でかなり滑りやすいので注意が必要である。 前回挑戦したのは4月と11月の積雪期で、いずれもリタイアしたがそもそも積雪時にこのコース での登頂は無理であることを悟った。中の湯コースならば天候次第では可能?かな? 無雪期であれば往復7時間弱なので、日帰り登山には手ごろなコースである。とは言うものの峠から山頂までは十分注意しなければならない。 |
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