蝶ヶ岳(2、677m)

 

 

日 程 2003.11.08 三股登山口(日帰り)

 

 

なかなか雪の便りのこない北アルプス!

天気予報は曇りのち雨であるが、家でゴロゴロしていると体が鈍ってしまうような気がして、

比較的コースタイムの 短い蝶ヶ岳に行くことにした。

いつも同じコースでは面白みが少ないので、今回は初めての松本側からの北アルプス登山とすることとし、

カーナビの目的地を三股にセットして出発。

 

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9:30 登山開始4:20頃 自宅出発

何故か山行きの時は早起きでも抵抗が無い。

朝食はコンビニでパンでも買って運転中に摂る事にして洗面後すぐ出発。

まだ暗くって空模様はよく分からないが、雨は降っていない。 

 

6:40 三股駐車場

初めての目的地へ向かう運転は新鮮なものだが、方向音痴の俺にとっては不安がいっぱいである。

カーナビの言うままに来たのだが思ったより早く到着、駐車場には少し臭いは気になるが比較的綺麗なトイレが完備されている。

やはりシーズンオフなのか止まっている車は2台、尾張小牧ナンバーとなぜか宅配便の軽トラックである。

明るくなってきた山には若干薄日が差しているものの好天にはほど遠い感じで展望は期待できそうも無い。

 

 

 

 

<三股駐車場のバリケード>

 

 

 

 

 

6:50 登山口

烏川本沢沿いの林道を少し行くと、常念岳・蝶ヶ岳への登山口。

ここにも駐車場があってトイレもあるが、三つ股駐車場にバリケードがあるので車はここまではまではこられない。

登山口を入ってすぐの小さな橋を渡ったところが蝶ヶ岳と常念岳の分岐である。

ここと、暫く奥の橋には増水時の迂回路(一度常念岳の登山道を経由する)を書いた親切な標識がある。

この吊り橋は比較的新しい永久橋で、歩くとゆっさゆっさと適当に揺れて何時までも遊んでいたい気分になる。

 

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<登山口>

<苔むした沢>

<増水時迂回路標識>

 

 

 

 

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7:12 力 水

釣り橋から少し行くと最後の水場である「力水」に到着、木材で作った質素なベンチがあって数箇所から綺麗な水が流れ出している。

ここから少しの間急登が続く。途中、崩壊した所には二段の梯子が設置してあるがさほど危険は感じ無い。

やがて平坦な唐松林に差し掛かるが、深緑や紅葉時はさぞかし綺麗なことだろう!

 

8:10 まめうち平

唐松林を過ぎた頃からオオシラビソの原生林となって、尾根伝いにいかにも登山道らしい急坂の険しいジグザグ道になる。

ここで単独下山の青年と出会ってちょこっとだけ会話をしたが、昨日は凄くいい天気で他には誰もいなく静かだったとのこと。(羨ましい!)

脚がガクガクしだした頃、少し広場になっている台地に到着する。

まめうち平の標識の近くにもう1個標識があって、チョリン・プーと書いてあるがいくら考えても意味不明・・・・・・・・・

 

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<まめうち平>

<力  水>

<はしご>

<チョリン・プー???>

 

 

 

 

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8:50 蝶 沢

オオシラビソの原生林はまだまだ続く。

 

10:05 最終ベンチ

クネクネと変形したダケカンバが見え出した所が蝶沢、何故かここの石にも最終水場と書いてある。

 

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<オオシラビソ原生林内のジグザグ>

<中間2000mの標識>

<蝶 沢>

<最終ベンチ>

 

 

 

 

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10:20 大滝山分岐

途中のお花畑と思えるところに分岐の標識が有って、ここらあたりから這い松地帯になるが、気温もかなり下がってきたようで指先がしびれる感じ、冬支度を整えて山頂に向かうことにした。

 

10:30 蝶が岳山頂

漸く尾根に到着、期待はしていなかったが案の定穂高の山々はガスの中、なんとか見られるのは近くの常念岳・蝶槍付近のみ、上高地や明神岳はかなり霞んでいる。

 

 

 

<蝶が岳ヒュッテ・蝶槍・常念岳>

 

 

 

 

 

 

 

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<薄日の差す常念岳>

<大滝山分岐>

<常念方面はボ〜ッっと>

<上高地も>

 

 

 

 

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11:10 下山開始

それに前線が通過中なのか歩いているとよろめきそうになるほどの強い風である。

体感温度も凄く低い、しばらくは展望の好転を期待してうろついていたが、それも限度!昼食も摂らず諦めて帰ることにした。

 

13:00 まめうち平

途中の最終ベンチで、コンビニ「お稲荷さん」の昼食。

こで、秋モードの服装に戻す。

 

14:00 吊り橋

 

14:20 登山口

 

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<おまけ・・・マユミの実かな?>

<かっこいい蝶槍>

<時々薄日が>

<大滝山方面ダケカンバ>

 

 

 

 

 

 

[感 想]                                  

予想通りの天候であったが展望は思った以上に悪かった。

しかし、今回はトレーニングの意味合いもあったのでこれで「よし」にしよう!

今回出会った登山者は、単独下山の青年・下山中にすれ違った若いアベックと単独の中年男性の3組のみ、思ったより多かったと言おうか少なかったと言おうか?

やはり今回も、膝の調子が悪くまめうち平から軟骨が飛び出す現象がでた。

もう少し様子を見て続くようだったら医者に行かねば・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

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