蝶ヶ岳(2,677m)

 

 

日 程 2003.06.06(晴れ)〜06、07(曇り)

<登り=横尾・降り=徳沢>(単独・テント1泊)

 

 

 

雪の残っているうちに、穂高連峰を長野県側から見てみたいと、今週末に予定をしていた。

天気予報によると、今週末あたりから梅雨が始まりそうな気配がする。

ということで金曜日、急遽有給休暇をとって蝶ヶ岳に挑戦することとした。

登山口は、横尾にしようか徳沢にしようか迷ったが、

時間的にはどちらも大差ないので、帰路の林道歩きの少ない横尾とした。

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<一日目>

7:00 上高地発

平湯温泉のアカンダナ駐車場に車を置いて、シャトルバスでバスセンターに向かう予定であったが、暫く時間があったので約10分の歩行でバスセンターに向かった。(このときは随分余裕があったんだな〜?

上高地から横尾までの道中は、お花がいっぱいで飽きることなく約2時間半で到着!(上出来!)だけど、このとき既にかなりばてていた。

<途中の池に明神が・・・・>

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10:00 横尾発

ここで大休止後、既に重くなった足を引きずって急登の登山道に挑戦!すぐに、下山してきた学生?ふうの可愛い女性の二人連れと会い、山頂の景色が凄く良かったこと、蝶ヶ岳ヒュッテの従業員の対応が感じよかったこと、雷鳥と出会った事、等を聞いているうちに少しは足が軽くなったような気がしてきた。(単純!

途中、上の方から感動の声、何なのだろう?

登っていくと、3人の女性と先行のアベックが槍を見ながら休んでいて、ここが槍見台なのだと初めて気がついた。

ここまでは樹林の陰から山はちらちら見えていたものの、槍の姿は全く見えなかったので余計感動が大きい。

ここから先、一カ所だけ展望の開けたところがあって、周りにはコイワカガミがピンクの花をいっぱい付けていた。(ここでインスタントラーメンの昼食)

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<槍見平眺望>

<途中の眺望>

<コイワカガミ>

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14:30 常念への分岐到着

案内地図によれば横尾〜尾根の所要時間は3時間となっているのに・・・(トホホ!)

蝶ヶ岳ヒュッテのHPにあったように、2000m付近から残雪が現われて、尾根近くではかなりの量となっていたがアイゼンが必要なほどではなかった。

振り返ると、穂高連峰の全景が凄い迫力で迫っていて言葉にならない感動!ただかなり霞んでいて写真に写るか心配になったほどである。

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<蝶槍・常念岳>

<二重山稜>

<旧?蝶ヶ岳三角点>

<ミヤマキンバイと槍>

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いよいよ夕日、大キレットに落ちていく綺麗な夕日をと思いきや←の写真まで、この後雲が濃くなってきて太陽が隠れてしまった。

この後は、いつものように一人で大宴会!というところであるが、今回はもう一人のテン泊者の千葉から来ているという青年に参加してもらって、賑やかに宴会しつつ夜は更けていくのであった・・・・・・・・・・・・・

<大キレットに夕日>

(も少し見たいから二日目へ・・推奨)    [HOME]