天狗原 日 程 2003.10.25〜26<上高地>(テント1泊) 一度は見たかった天狗池に映る槍の姿。 天狗原だけだと時間が余るので槍にも登りたいし、 南岳にも行ったことないし、などと迷っているうちに当日となってしまい、 行ったとこ勝負ってことにして・・・・・・・ (気持ちは、天狗原〜南岳〜槍ヶ岳のコースで二泊し、最終日は下山のみという感じだが) |
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<一日目> 10:40 上高地 所用で出発が遅くなってしまいこんな時間になった。 天気はものすごく良くて雲一つ無い真っ青な空!うきうきと出発するが・・・・・・ 13.40 横 尾 徳沢園食堂で定番となった山菜うどんとご飯(700円+300えん)の遅い昼食を済ます。 今回は防寒用品が多くてザックが凄く重い!(ビールも原因かも?)この3時間でかなりの疲労が貯まってしまっている。 やはりこの時期、登山する人がかなり少ないようで休憩しているのは俺を除いて2パーティーのみ、凄く静か・・・・・・ |
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<定番・河童橋から穂高> |
<唐松の黄葉と青空> |
<常念方面> |
<池に映る明神> |
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14:30 槍見川原 ず〜っと展望が無かっただけに槍の先っちょがチラッと見えただけでちょっと感激! 14:40 一の俣 14:45 二の俣 15:20 槍沢ロッジ 横尾からも梓川沿いの平坦な道が続くが少し急坂になってようやくロッジに到着! もう冬支度に入っているようで、テン場手続きの用紙がなかなか出てこず少し手間取る。 この時点で疲れはピーク、後30分でテン場とのことだが辿りつけるかちょっと心配、予定では二泊だがズルするつもりではなかったが一泊と言ってしまっていた。(気持ち的には一泊で帰る気になっていたのかも?) テン場はもう水が出ていないので、汲んでいった方がいいとのことだったのでドラム缶に貯めてあった「槍沢のうまい水」ってのを汲んで重い脚を引きずってテン場に向かう。 16:00 槍沢テン場 ロッジからテン場までは急坂が続く。 ヘロヘロになってテン場に到着すると4,5人の登山者が賑やかに歓談をして、元気そうなそぶりで「こんにちは!」と愛想よく挨拶するが、無視されてしまった。 どうも言葉が通じないようである。 よくよく聞いていると日本語じゃなく韓国語っぽい、それにテントも
張っていない、暫く訳のわからん会話してから下山して行ったが、そのうちの一人が俺の方に手を振って挨拶していった。(無視されていたわけじゃなかったみたい)
テン場には4,5人用のテントが一 個だけ張ってあったが、雪で崩れそうになっていて、暫く放置したままのような感じで、なんだか気味が悪くて少し離れたところに設営した。 他には川原に一人の男性がテントを張っていたが彼は明日、槍に登るようである。 |
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<テン場から槍沢方面> |
<槍見河原から> |
<槍沢ロッジ> |
<テント内から夕焼け> |
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<二日目> 6:00 出 発 昨晩は、19時ごろ?もの凄い風が吹いてテントが飛ばされるのじゃないかと思ったが、その後は風も無く比較的暖かくて過ごしやすかった。 夜中に目が覚めて空を見ると、満天の星で手が届くくらい近く見えていた。 起きて外に出てみると何時の間にやら、一人用のテントが立っていた。 ココアとパンの朝食をして出発したが、まだ行き先がはっきり定まっていないが取り合えず、天狗原に向かうことにして出発。 6:20 大 曲 暫くは沢沿いの平坦な登山道を登っていくが、途中の小沢には白ペンキで名前が書いてるので退屈することは無い。 案内地図には、ここから東鎌尾根に向かうルートは荒天時のエスケープルートと書いてある。 |
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<大曲にて朝日に輝く大喰岳?方面> |
<大曲の標識> |
<丸山と天狗岩?> |
<大岩のペンキマーク> |
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7:50 天狗原 分岐を過ぎて少し行くと、槍の穂先が姿を現してきて、登るにつれて大きく見えるようになってくる。 真っ青の青空に聳え立つ槍ヶ岳なんともいえない尊厳な雰囲気を漂わせていた。 登山道は、天狗岩(だと思うが)の下を巻くように登っていき最後の登りきった所の窪地のような場所で、いきなりテントを撤収している男女に出会った。 この寂しい雪の中のよくまぁ〜泊まったものだと感心しながらすれ違ったが、男性の方から「南岳
へですか?」と質問されて、思わず「もうも戻ろうかと思っている」と言うような返事をして、漸く自分の本心に気付いた。 尾根越しに天狗池を覗き込むと「?????」池が・・・・・・・・・・スケートリンク状態!池に映る槍を見に来たのに!ガクッガクッガクンっとこけてしまった! |
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<真っ青な空を強調してみました> |
<常念岳> |
<東鎌尾根> |
<槍が映っている筈> |
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帰りを決意したらもう行動は早い!暫く天狗原を散策して下山することに・・・・・・・・ 南岳の取り付きの尾根に行けば北穂でも見えないかと向かったが、途中の岩陰からいきなり「バサバサッ」と4羽の雷鳥が飛び出して二羽づつ左右に分かれた。(散策はここまででお終い) |
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<おまけの槍> |
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<今回も雷鳥に会えた♪> |
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9:10 天狗原を後に下山開始 どれだけ眺めていても限がないので、池の上のピークに登った後下山。 10:30 ババ平テン場(テント撤収) 16:00 上高地 ??5時間以上もかかっている・・・・・・・ 言い訳・・荷物が重かった・靴擦れが痛かった・徳沢でまた山菜そばを食べたetc |
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[あとがき] 実は天狗原のキャンパーは千葉県のしらとりさんだった。 同じ方向に向かっていることは掲示板でわかっていたが、まさかあの場所で会えるとは思っていなかったのでろくな挨拶もできず無念であった。 俺にもう少し愛想があって会う人たちといろいろ話す習慣があれば、その時わかったと残念がっても後の祭りである。 計画は出発前にきっちり決めておかないとず〜っと曖昧のまま終わってしまう、そしてちょっとの機会ですぐに軟弱な方向に向かってしまう。・・・・・・反省! |
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