三方崩山(2,058m)

 

 

日 程 2003.07.20(曇り時々雨)<白川村平瀬>(日帰り)

 

 

 

この連休は三泊二日の山行き計画だったが、

いまいましい梅雨前線のおかげではっきりしない天気でファイトも失せてくる。

でも、何処にも行かないのは寂しい!

というわけで前から気になっていたこの山に決定。

 

<案 内>

白川村平瀬の町並み半ばに設置してある

平瀬温泉の看板を頼りに左折(高山方面から)すると、

すぐに温泉駐車場があり、その横に「三方崩山登山口」の案内板がある。                  

それに従ってお寺の前を横切って行くと、真新しい舗装道路に突き当たる。             

ここには何の標識もなく???状態になるが、右折するとすぐに未舗装の林道があるので左折、

約20分で林道終点の駐車場につきあたる。(5台分くらいの広さ)

この林道は狭い上に急カーブが多いので、

車によっては温泉の駐車場を利用した方が無難かもしれない。

(今回、俺は戻って途中の道路わきに駐車したが既に車は傷だらけ・・・・・・・・・)

 

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6:50 林道終点登山口

暫くは急傾斜のブナ林の中、九十九折の道が続く。

 

8:30 尾根伝いの登山道

最後の直登を過ぎるとトラバース気味の緩やかな登山道となる。

セミの声で熱さが倍増・・・・・・・・・・・・

さらに尾根まで行くと漸く緩い登りと変り、真っ直ぐの伸びたブナの林が見事である。                                                                                

<かなりきつい登り>

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<心地よい登山口>

<ブナの原生林と登山道>

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8:50 三等三角点

緩やかな登山道はここまで、ここからはロープや鎖の張ってある急坂が、無限と思われるくらい続くようになる。

とくに樹林帯を越えたあたりから山頂近くまでは切り立ったやせ尾根が続きスリル満点 ! 尾根を 渉るたびに休憩して気 を静める。

勿論渉った後も・・・・・・・・・・・・・

所々にお花畑が広がっているが、傾斜の強いざれた所なので近づくことは出来ないため登山道近くの花や、ズームを最大に利かせての撮影になってしまう。

 

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<三等三角点>

<両脇が切り立つ尾根道>

<この縁が登山道>

<ここの鎖は長〜い>

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<オオバギバウシとマルバダケブキ>

<シモツケソウ>

<テガタチドリ>

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<ササユリが見頃>

<クガイソウ>

<カライトソウ>

<ハクサンチドリ>

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<この尾根伝いに歩く>

<不明・教えて!

<一つ目小僧?・リュウギンソウ実?

<カラマツソウ>

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11:40 山頂に到着

途中、10時ころ早くも下山して来た単独の登山者と出会い、山頂の様子を聞くもやはり良く無いとのこと。

もうすぐ 山頂だと思っていたが険しいのはこれからで、山頂はまだまだと言われてつい「ガクッ!

上の写真のように険しい所をいっぱい通って漸く到着。

頭上に僅か青空が覗いているものの展望は全く無い、まぁこの時期このぐらいなら良い天気の方だと自分を慰めながらインスタント味噌汁とおにぎりの昼食摂って早々に下山。

 

12:10山頂出発 〜 15:50登山口到着

<山 頂>

[感 想]                                  

2000mちょっとの山ではあるが名前のとおり尾根の各所が崩れていて、相当スリリングな尾根渉りができ、後から考えると凄く楽しい登山となった。

また、登山道の殆どが展望の利く尾根道なので天候さえ良ければ白山をはじめ素晴らしい景色が堪能できそうである。

途中の尾根道まではブナの原生林で、紅葉の時期にも期待が持てそうである。さらに、お花畑が随所に有って、花の種類も多いようなのでこれから夏にかけて大いに楽しめそうである。

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