乗鞍岳(3,026m)

 

 

日 程 2003.06.14(曇りのち雨)<阿多野郷登山口(高根村)>(日帰り)

 

 

 

昨年9月に登った時に、

来春は春の花を見に来ようと思った乗鞍岳に挑戦したが・・・・・・・・

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6:10 ゲートの橋地発

既に松本ナンバーの軽自動車が止まっていたが、聞いてみるとウドを採りに来たとのこと、松本には山菜がないのかな〜?

ここから登山口までは乗用車の通れるような林道を歩く。

時々、御岳が見えるが天候が悪く霞んで・・・・・・・・・

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<阿多野集落入口から乗鞍岳>

<真谷の新緑>

<御岳>

<ベニバナイチヤクソウ>

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7:00 登山口

途中黒谷を渉り大きく迂回したあと更に林道を進むと、広場になっていてここからは車の通れない狭い山道になる。

ここまでの林道からの景観はなかなか魅力がある、特に紅葉時期は登山に関係なく紅葉狩りに来てもなかなかいい。

登山口から暫く尾根までは急途で高度を稼いでいく。

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<登山口>

<御岳三景>

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二千数百メートルあたりから森林境界まではまだ雪山の世界で、花といえばポツリポツリと咲きだしたばかりのバイカオウレン、エンレイソウ、ショウジョウバカマなどがあるだけ。

乗鞍岳特有の?長〜い尾根道を進んでいくが、所々雪で道を見失いそうになるものの結構樹木につけてあるマークが多いのでなんとか進むことができる。

 

9:40 森林境界

ここからは、這い松の間に綺麗な花が咲き出していた。

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<登<漸く這い松帯に突入登山口>

<ハクサンイチゲ>

<ミネズオウ>

<イワカガミ>

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10:00 中洞権現

ここまで来ればもう山頂まで来たようなもの一安心!

右に行けば奥千町が原経由子の原高原・日影平、右が乗鞍岳山頂である。

このあたりから雨が本格的になり、寒くなったの手袋・上着で防備。

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<中洞権現>

<石楠花>

<イワウメ>

<お花畑は雪の中>

途中二箇所ほど小さな雪渓があったが、ガスのせいでその雪渓が凄く大きいような感じがしてアイゼンをつける場面も合ったが、実際は小さい雪渓で不要であった。

雪渓の縁で食事中の雷鳥の♂に出会う。いつもなら無防備で、近づいてもあまり逃げない雷鳥だが、今日は俺のレインウェアーの派手さに肝を冷やしたのか逃げ足が速い!

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<雷鳥♂三態>

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12:00 剣が峰山頂

鞍部まで登ると風雨が強まって時にはよろめきそうになることもあったが、このルート唯一の岩場の急登を乗り切ると山頂である。

予定では、ここでカレーうどんを作って食べるのだったが、強風と時々混ざってくる雪に諦めて早々に下山の途についた。

 

16:30 登山口帰着

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<剣が峰山頂>

[感 想]                                  

この時期やむをえないが、雨に加えてかなりの低温で指先がしびれてきた。

用意していった予備の服や手袋のおかげで辛い思いをしなくて済んだのだが、山行きのときは余裕を持った装備の必要性が身にしみた。

花に期待していったが早すぎて、期待したほど花に出会えなかった。

適正な時期は、やはり7月初中旬か?

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