西穂・独標(1,671m)

 

日 程 2003.12.14 新穂高ロープウェー(日帰り)

 

 

 

ようやく天気予報に雪だるまマークが見え出してきた。

異常に遅い降雪、西穂山荘のHPでは11/27現在で30センチ位とのことだが、

今はどのくらい積もっているのか気になって、我慢たまらず出かけた。

 

 

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8:30 始発乗車?

この時期はロープウェーすぐそばの駐車場が、無料開放されているのでありがたく駐車させてもらう。

同乗者は、約20人、約半数がザック担いだ登山者だった。

 

9:00 西穂高口駅

空は真っ青!風が強いのか稜線には雪煙も見えている。

この様子では独票だけではもったいないと、心密かに西穂山頂を目指して張り切って出発することにした。

毎度のことだが、展望台で写真を撮ったあと4階の食堂でスパッツを装着させてもらう。

この食堂では、冬季限定の播隆汁が振舞われていて、大学生らしいパーティーがテーブルを囲んで美味しそうに戴いている。

空腹も感じないし、西穂までだと時間的にギリギリなのでせっかくの無料汁だがパス!

<展望台から西穂>

 

 

 

 

 

 

 

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10:00 西穂高山荘

あせりにあせって、途中での休憩も無しで到着!

登山道は積雪も思ったより多く、トレースもしっかりついていてストックもアイゼンも無しで快適に登ることが出来た。

途中ですれ違った下山者に聞くと、独票には20人ほど登って行ったとのこと。

更に、ガイドつきの二人組が西穂に向かったと聞きますます西穂まで行きたい気分になってくる。

山荘付近の積雪は50センチくらいか?山荘の壁にまでエビの尻尾がへばりついていていかにも寒そうな雰囲気である。

<登山道途中にて>

 

 

 

 

 

 

 

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11:30 独 標

山荘からは、西穂の稜線を歩くことになるのでむちゃくちゃ風が強まってくる。

ここでは装備を真冬身にする必要がある。

夏季診療所建物の横でジャケットを着用し、目だし帽をかぶって完全武装をするが、丸山までのしばらくは、大きな石がゴロゴロしている急登なので、アイゼンはかえって邪魔になる。

診療所を過ぎたあたりから強烈な冷たい風に襲われる。

ガスもかかってきて行く手がほとんど見えなく、西穂まで行く気力ガ急激に萎えてくる。

 

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<下山者・積雪はこんな感じ>

<うっすらと先行者>

<独標・正面は明神?>

<ピラミッドと独標>

 

 

 

 

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途中でアイゼンを着用とも思ったが、雪が柔らかく歩きやすいので、しばらくそのまま登ることのした。(結局最後までアイゼンは必要なかった。)

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<西穂からの下山者>

<新しい目だし帽だが>

<独標から丸山方面>

<前 穂>

 

 

 

 

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今回新しく買った目だし帽、かなり高かったが失敗!本当の目だしなので目だけは出るが口が塞がってなんとも息苦しい!写真は目の下の部分を顎まで引っ張っているが、今度は目が圧迫されて

なんとも言いがたい窮屈な感じになる。(今度買うなら顔出し帽にしたい。)

時々ガスが晴れて西穂がくっきりと姿を現すが、カメラを向けるとガスかかかってくる。

それに、気温も低く無性に手が冷たい、指先の感覚も薄らいでますます西穂への登頂意欲が失せて、結局下山する事にした。(軟弱者!)

山頂まではシングルストックだったが、さすがに下山時はいかにもひ弱なのでピッケルに交換。

ピッケルの金属部分が指に当たって、ますます冷たさが募りしびれた感じになって、写真撮影もままならない、約10分で山頂を後にする。

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<独標から西穂方面の降り口を覗く>

<鎖場から下山者>

<独票からの下山者>

<独標手前の降り口>

 

 

 

 

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12:40 山 荘

またまた膝が痛み出し、思ったより時間がかかった。(西穂を諦めたのが正解か?)

 

13:40 ロープウェー駅帰着

 

 

 

<おまけ・・千石平の播隆像も雪に中>

 

 

 

 

 

[感 想]                                  

やはり雪山は装備が大切!実は今回、手袋も新調してフリースのインナーとモンベルのアウターを併用したがまだまだ不足、もう一枚重ねる必要があるがアウターが今の状態でピッタンコのサイズなのでどうしたらいいかな?・・・・・・・・・・・・

 

 

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