位山(1,529m)

 

 

登頂日  2003.05.17(曇り)<ダナ平林道終点登山口>

 

 

GWの後遺症か?膝の痛みがなかなかとれなくて、

高い山は無理みたいなので近場の位山に行くことにした。

長年、飛騨に住んでいながら初めての位山、二百名山の一つではあるが皆目知識無し!

NETで検索してみると一時間ぐらいで山頂に着くとのこと・・・・・

時間的に余裕が有るので少し足を伸ばして、川上岳への往復も計画した。

が、前夜になって田植えの応援を指示されて、

この計画があわやお流れとなりそうだったが粘り強い交渉の末、

午前中時間だけを頂いて行ける所まで行ってこようと決めた。

(帰ったら、辛い田植えの重労働が控えている)

 

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7:50 ダナ林道登山口

苅安峠の苅谷湿原横でダナ林道名に入る。約20分で登山口のある結構広い駐車場に着く。

ここにはトイレや展望台も完備されており、登山口の近くには登山届の可愛いボックスも設置されている。

急坂を少し登っただけで、檜?の老木等に抱かれた巨石群に出会う。

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<登山道入り口の駐車場>

<位山遊歩道入り口・登山届ボックス>

<最初の巨石、禊岩(しめいわ)>

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登山道に点在する巨石のおかげで比較的急登も気にならない。

また、それぞれに名称杭が付けてあって、その名前はいかにも縄文の時代を思い起こさせる。

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<御門岩>                           

<日抱岩>

<蔵立岩>

 

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<光 岩>

<バイカオウレン>

<ショウジョウバカマ>

<イワナシ>

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9:00 山頂到着

山頂の手前には「天の岩戸」と名づけられた祠のある巨岩が横たわっていて、その周りはまるでお花畑のように上記の花たちが咲いていて見事であった。

又山頂は広大なササラドウダンの林で、開花時期には見事な花が見られるはずである。

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<山頂広場のサラサドウダンの古木>

<天の岩戸>

<周りのお花達>

ここから川上岳へは尾根伝いに7.7Kmの行程で、東の斜面には笹薮、西側は奇妙に捩れたダケカンバの林の尾根をただひたすら歩くことになる。

この時期は登山道の左右に笹の子がにょきにょきと顔を出しているが、名物の?ドウダンツツジは、芽吹いたばかりで、開花までにはまだ一週間はあるように思えた。

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<川上岳はまだまだ遠い>

<川上岳への登山道>

<雑 感>

初めての位山、1500m超ではあるものの巨石群・ドウダンつつじの群生・草花達などが目を楽しませてくれて決して侮れない立派な山であった。

また、川上岳への「位山天空遊歩道」にしても時期が早くて、木々が芽吹きだしたばかりなのでさほどではなかったものの、新緑のシーズンともなれば素晴らしい遊歩道になるに違いない。

残念なことに今回は時間が無く、川上岳への中間点で引き返してきたが次回は新緑または紅葉の時期に走破したいものである。

なお、急ぎ返ったら田植えは殆ど終わっていて活躍の場が無かった・・・・・・

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