北の俣岳(2,661.2m)

 

                                                                       

日 程 2003.06.29(小雨)<神岡町飛越トンネル登山口>(日帰り)

 

 

この時期に水芭蕉が見られるという飛越新道、一泊二日で予定していたが土曜日は

あいにくの天候だったので日曜日に日帰りに変更。

この日は、梅雨前線が南下していて各地、久しぶりの好天との予報!

3:30 勇んで自宅を出発したのだが・・・・・・・・

 

 

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5:30 飛越トンネル手前の駐車場着

途中、神岡の街あたりまでは所々に雲の切れ間が出てて、大いに期待したのだが山之村に入ってからはガス模様となってきて、駐車場に着いた頃は霧雨状態となっていた。

 

5:37 登山口スタート

準備を済まして登ろうとしている所に、飛騨ナンバーの車が到着し女性が降りてきて単独で北の俣岳に登るとのいうことなので同行させてもらうこととした。

聞いてみると地元神岡町に在住とのこと。

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<登山口駐車場>

<登山道>

<熊洞峠1684m標識>

<仙人3兄弟の松>

 

 

 

 

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7:20 1842m 神岡新道との分岐(仙人峠)

最初の急登を登りきった後は、湿原のような登山道がアップ・ダウンしていてむちゃくちゃ歩きにくい。

その上時々小雨混じりの霧雨が降ってくるので、着用したレインウェアの内股は既に泥だらけとなってしまっている。

さすがに登山道の左右には相当な数の水芭蕉が群生している。(殆どが花の時機を逸していた)また、イワカガミ・イチョウラン・マイズルソウなど花の種類も豊富で、ゴゼンタチバナは真っ白い花をつけて夏の装いになっていた。

 

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<神岡新道の分岐(仙人峠)の標識>

<ゴザンタチバナとマイズルソウの混生>

<イワイチョウ>      

<色濃いイワカガミ>

 

 

 

 

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8:00 鏡池(池塘=湿原の池)

鏡池は、思っていたよりうんと小さかった。

このあたりまで来ると所々にお花畑が広がっていてワタスゲ・イワカガミなどが咲いているが、今はイワイチョウが最盛期のようである。また、ニッコウキスゲの幼草がたくさん見られることからこれからが楽しみである。

 

8:23 寺地山山頂

 

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<名物 鏡池(直径約1.3m)>

<山頂標識>

<泥濘登山道と水芭蕉>

<鏡池全景>

 

 

 

 

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9:00 北俣避難小屋

写真・・・・・写したのだが何故か写ってなかった。

高床式の可愛い建物で、床に銀シートが前面に張ってあって居心地が良さそうである。

別棟?でオープンタイプ?の水洗?トイレも完備されていた。

ここから中腹までは、大小の池塘群、中や周りにはいろんな花が咲いていてこのあたりからングルマが咲き出している。登山道は池塘の保護のためか真新しい木道に変わる。

小屋に着いてすぐに、富山の人が追いついてきてここからは3人で登ることとになる。

 

 

 

<池塘群と木道>

 

 

 

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11:48 北の俣岳山頂

途中、くたばって二人には先行してもらう。 

休み々やっとの思いで山頂近くまで行くと、二人が風を凌いで昼食をしていた。山頂は凄い風でとても寒いという。

俺もここで食事にし暫くすると、僅かながらガスが移動を始めて青空も見えてきたのでそろって山頂へ・・・・・・・・・・

でも、待つこと十数分、期待に裏切られて下山開始。

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<山 頂>

<山頂付近の標識>

<山頂付近にも池塘が>

<微かに黒部五郎方面>

 

 

 

 

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17:30 登山口

帰路、寺地山付近で僅かな間視界が広がって何とか遠くの山を見ることが出来てちょっぴり幸せ気分を味わった。

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<北の俣岳>

<笠が岳>

<黒部五郎岳>

<薬師岳>

 

 

 

 

 

 

[感 想]                                  

天候は殆ど絶望的であったが、これまで単独口だった俺が始めて同行?のお二人とチーム登山が出来たようで楽しいひと時であった。

今回はテント泊の練習の意味でテント機材一式持っていったので相当くたびれた。だけど、それを考慮しても、お二方の健脚にはただ脱帽するのみ。

天候が悪かったせいか、この日この山に登山したのは我々三人と、後からきてすぐ二に下山したひと一人で4人のみであった。

 

 

 

 

 

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