笠が岳(2、897m)

 

 

日 程 2003.09.14・15 新穂高〜笠新道〜笠が岳(テント1泊)

 

 

 

台風一過を期待して岐阜県の最高峰に挑戦!

何処から見ても雄大でカッコの良い山笠が岳、

遠望では慣れ親しんでいたが、登頂時間が長く何度か日帰りの可能性を調べたが、

俺の体力・脚力では無理と最終判断してテン泊一泊にした。

 

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<初 日>

5:20 新穂高

今回、何故か嬉しいのと無料駐車場満車が気になって眠れないので思い切って2:30自宅出発!

約1時間で駐車場の入り口に着くもガードマンに阻止され、満車を告げられた。

途中、今回の下山口の槍見館付近も路駐でいっぱいだったし鍋平の駐車場ではまるっきり不便である。

この際不本意ではあるが駐禁無視の路駐を決意し、少し戻ると山荘富貴への登り口に絶対(多分)迷惑とならないと思われる場所が空いていた。

当然駐車禁止の看板が石垣に持たせかけてあったが心の中でゴメンといいながら仮眠!明るくなりだしたので朝食のパンを食って出発!

 

6:30 笠新道登山口(登山口の写真は凄いピンボケだったので割曖!

途中何組かに追い越されたが全般に登山者は少ないように感じた。

ここで、大休止して心の準備をするつもりだったが、つぎつぎに人が登っていくので一寸焦って10分位で出発。

<右俣ゲートに案内看板>

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10:50 杓子平

登山口からは、永遠に続くと思われる先の見えない急登!途中短いがはしごも数箇所有った。

尾根を越えるといきなりガスに覆われてボンヤリする広野が広がってきた。

ようやく杓子平に着いたのだ。

このカールには20数種類の高山植物が自生していると倒れた看板に書いてあったが、それが頷けるように、いろんな花が咲いていた気配がある。

途中いつものようにへたばってタバコを吸いなが休憩していると、下からダブルストックで軽快に登ってくる池原さんと遭遇。

この池原さんとは6月に北の又岳で出会って以来時々メール交信をしている。

今日も池原さんがこの笠が岳に登ることは知ってはいたが、会えるとは思っていなかったので

一寸感激!暫くの間一緒に登っていたが、とてもの健脚に着いていくことが出来ずリタイヤして先に行ってもらうことにした。

相変らずの健脚で、今日も笠に登ってからクリヤ道への日帰りとのこと・・・・・・

登山道の途中には何箇所か標高案内看板があって、槍・穂が一望できると書いてあったが、ガ

スが多くて殆ど眺望は無かった。

<参考にはならないタイム>

1800m・・8:00 1920m・・8:30 2200m・・9:20

(1920m標識には杓子平1時間30分、登山道入り口1時間と書いてあったが・・・)

<穂高の眺望(西穂付近)ほんの一瞬>

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<杓子平標識・・カールはガスの中>

<1800m標識> 

<1920m杓子平中間標識>

<2200m標識・槍穂一望>

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13:00 抜戸岳稜線

カールの半ばまで横切った所で笠が岳への矢印と何やらややこしいことを書いてある標識に出会う。(笠が岳・双六岳方面へ登山の方へ・・・現地点より稜線へのルートは右方面へ新設となりました??印?にしたがって十分注意のうえ通行してください)

今回の登山道の中でゆったり歩けた平坦な道はここだけであった。

この看板から稜線までは新しいせいなのか、ぬかるんだ急登と岩混じりの急登で、かなり体力を消耗させられた。

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<杓子平・向こう稜線が来た登山道>

<抜戸分岐>

<タテヤマリンドウが盛り>

<ミヤマダイコンソウも紅葉>

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14:30 笠が岳テン場

分岐からは正面にテン場、山荘、笠ヶ岳が眺望できる。

毎度のことだがようやくヘロヘロ状態になって到着、山頂までピストンする時間は十分あるが、明日になれば山頂は帰路途中なのと、ガスが多く展望も悪いことから本日ははここまで!

テントを設営して早速、石畳の急途を登って山荘へテン場手続きとビール購入のいつものパターンである。山荘まで約15分だがこういうときは何故か足取りが軽い。

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<抜戸岩と中腹テン場>

<奇岩抜戸岩>

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<二日目>

5:40 日の出

槍は姿を隠しているものの、他の穂高の山はおおむね良く見える。

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<穂高の日の出>

<朝焼け>

<日の出後>

<朝日に染まる笠と小屋>

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7:50 笠が岳小屋出発

時間もあるのでゆっくりとテントを撤収して小屋に向かう。

この小屋は5年前に建て替えたとのことであるが、なかなか綺麗だった!このことを小屋の管理人に言うと皆さんが綺麗に使ってくれたからだと言う。

なかなか謙虚な言い方だが、これを聞いてなんだか嬉しくなる。

 

8:10 笠が岳山頂

出発が遅かったので山頂には誰もいない。

天候もやや回復したのか槍ヶ岳も良く見える。また、遠くには双六・鷲羽・水晶などの山々が、さらには双六小屋までが見えていた。

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<山頂から槍ヶ岳>

<薬師・鷲羽方面>

<山頂へのアプローチ>

<槍の小屋も・・・・>

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ここからはクリア道を下山していく。

笠新道は昭和49年岐阜国体のおりに新設されたそうだが、それ以前はこのクリア道を利用して笠が岳登山をしていたようだ。

山頂から下山道が良く見えるが、人っ子一人見えず一寸不安となった。

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<不気味な岸壁>

<下山道から槍を振り返る>

<これで槍の見納め?>

<向こうの尾根まで続く道>

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9:30 雷鳥岩

雷鳥岩を過ぎると不気味な岸壁(左上側の写真、ガスのかかってる所)、下を見るとはるか下に穴毛谷の防災工事現場が霞んで見える。

上から見たときはこの谷を降りていくのかと思ったが甘かった、更のこの岩山の裏側を巻くようにして緩い登りになる。

 

10:30 クリヤの頭

あたりには誰も居ず、遠くの沢の囁きだけが聞こえる。

あまりの距離の長さに、途中の分岐を外して変な方向に向かっているような心配が出てきた頃、ようやくクリヤの頭に到着。

ここからクリヤ谷沿いに新穂高に向かって降りてゆく。

膝壊し的なかなりの傾斜の半ばに最初の水場(登る時は最後の)(11:20)があって、冷たい水が豊富に流れている。

笠が岳小屋の水は無料であるが、雨水とのことで予備的に汲んで来たものの飲まないで我慢してきたので凄く旨く感じた。

急坂を降りきると、右手には錫杖岳の岩場が間近に聳え立ち、 凄くカッコがいい!

谷沿いに平地を暫く良くと、また岩石混じりの急坂を降りるようになる。

この辺から急速に膝ががくがくしだして5分間の歩行継続も困難となってきた。

休憩の連続で何とか旧クリヤ谷橋に到着!(14:00)この橋は随分前に流失したようで、今は補助的にロープが張ってあるのみで、増水時の渡渉は難しいかも?

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<錫杖岳>

<雷鳥岩>

<何処までも続く下山道>

<最終の水場>

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14:50 槍見館登山口

谷を渡ってからも結構な降りである。

蒲田川の水音が聞こえだし、槍見館の屋根が見えてきてやっとの思いで下山完了!

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<登山口の登山届ボックス>

<身も付けたツルリンドウ>

<開きかけのリンドウ>

<ミヤマコゴメグサ>

 

[感 想]                               

今回、初めて両足に膝用サポーターを使ってみたが二日目の朝、膝、足とも健全でかなりの効果が期待できた。

だが、下山の翌日は膝の痛みは無いが、腿・脹脛が重度の筋肉痛!この痛みは何時まで続くか?・・・・

クリヤ道は、笠新道に比べてやや距離は長いようである。

このルートは、案内地図を見ると破線で書いてあって本ルートとは区別されているが全般的にはあまり荒れていなく、また、迷うような所も無い。

登る場合はクリヤの頭を過ぎたあたりから笠が岳への長〜い登山道が見えてくる。

きっとこれを登っていると気が遠くなるくらい遠く感じるに違いない。

一方笠新道は、杓子平まで目標が見えない分先の楽しみがあるが、同じ道を積極的に戻る気がしない。

今回のように、往時を笠新道、復時をクリヤ道にすればレパートリーにとんだ山行きになると思う。

 

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